今年も誕生日にFOR REALを観てきました。CSを逃した今年はどのような編集になるかと思いきや、少し希望を見せて即座に打ち砕かれを繰り返す、とにかく重い2時間。カメラに対する怒号がそのまま流されたり、ラミレス監督による今季の反省の弁が述べられたりと、今季の結果に真正面から向き合った作品となっていました。
しかし暗いことばかりではなく、最後は新たなコーチを迎えて来季の戦いに期待を持たせる幕引きに。今オフの移籍状況からして来季は混戦が予想されますが、粘り強く戦って抜け出し、来年の誕生日こそはハッピーエンドを見せてほしいですね!

23区どころか東京都も飛び出し、埼玉会館で行われた淡青祭を見てきました。受付でいただいたパンフレットがフルカラー化されていたというサプライズに始まり、演芸や随所に挟まれた部員紹介も例年以上に充実。最後のただひとつでは写真撮影OKという嬉しいサービスもあり、今回もあっという間の楽しい4時間でした。
さて酒井主将の挨拶にもあった通り、現幹部の入部時には存続さえ危ぶまれていた状況が今では三部合わせて実に90名ほどの大所帯に。創部以来初の部員100名を達成した野球部とともに、来年こそ旋風を巻き起こしてほしいですね!

ともに準決勝をコールドで勝ち上がった立正大と環太平洋大による決勝戦。釘宮と岩永の先発で始まった試合は2回にIPUが梅本のタイムリーで先制も、立正は3回佐々木勝のタイムリー2ベースですかさず同点。さらに釘宮送って1死3塁、続く平田に対してカウント2-1となった場面で、IPUは早々と岩永を諦め2番手に佐々木を起用。平田を左飛、根本を捕邪飛に打ち取って切り抜けます。
そして同点のまま迎えた6回裏のIPUの攻撃、先頭安藤はセカンド正面のゴロも伊藤裕の送球が高く浮きセーフ。続く志賀が三塁線を破る2ベース、仲村はファースト正面のゴロでバックホームも走者戻ってオールセーフで無死満塁。松岡は一直に倒れるも、梅本がライト前に勝ち越しのタイムリー、祝出もフルカウントからライト前タイムリー、さらに代打高橋がライトに犠飛!守備のミスに付け込み、一挙に3点を勝ち越します。
いよいよ優勝の見えてきたIPUは7回から仲尾を投入。先頭木下を三振に打ち取るも、そこから立正は佐々木斗米田佐々木勝の3連打で1点を返し、なおも1死1・3塁のチャンス。ここで釘宮に代打奥田を起用、スクイズを敢行も小フライとなり佐々木勝戻れずゲッツー…。掴みかけた流れを自ら手放したかと思いきや、続く8回先頭の平田がセンターに2ベース。ここでIPUは前日先発し7イニングを投げた西山にマウンドを託しますが、根本送って小郷センター前にタイムリーを放ち1点差。そして打席には伊藤裕、今日ここまでゲッツー含む3打席凡退&守備でも失点に繋がるエラーと精彩を欠いていましたが、初球を完璧に捉えた打球は美しい放物線を描いてレフトスタンドへ!打った瞬間に本人含めて球場の誰もがホームランを確信する会心の一打で、立正が逆転に成功します。
さらに走者を溜めて米田の犠飛で1点を追加すると、その裏は2番手の渡部が三者連続三振。そして9回は糸川が登板、2死から押部の左中間への3ベースで野手が交錯し中断も大事には至らず、続く安藤を空振り三振に打ち取って試合終了!終盤の鮮やかな逆転劇で、立正大が9年ぶり2回目の優勝を果たしました。

立正は秋季リーグ戦の開幕節でいきなり連敗と躓くも、そこから立て直し、駒澤との優勝決定戦も圧勝。全校が勝ち点2〜3に収まる文字通りの戦国東都を制すると、その勢いに乗って日本一に駆け上りました。一方のIPUも最後に力尽きたものの、徹底した戦術と巧みな選手起用で初の決勝進出。2年連続の六大学勢撃破が決して運では無かったことを証明しました。
さて試合後にインタビューを受けた伊藤裕と小郷は続いてプロの舞台へ。ともに来年からレギュラー争いに加われる実力を持つだけに、一軍でのユニフォーム姿が今から楽しみですね!

三菱重工名古屋、延長制し初V

https://mainichi.jp/ama-baseball/articles/20181113/k00/00m/050/142000c
三菱重工名古屋は西納、JFE西日本は河野の先発で始まった試合は初回JFE西が岡のソロで先制も、三菱名古屋は3回に秋利のタイムリーで同点。その後はJFE西が押し続けて迎えた8回裏、1死2塁と勝ち越しのチャンスの場面で、三菱名古屋は前日完封の勝野をマウンドに送ります。勝野は連打を許し満塁のピンチも、岡をフルカウントの末に空振り三振、古田は外野を抜けようかという当たりもライト山田敬が背走ダイビングキャッチ!片や河野も9回2死1・3塁のピンチを凌ぎ、相譲らず試合は延長戦に突入します。
そして迎えた13回表の三菱名古屋の攻撃、JFE西3番手の中川から波多野・脇山のヒットで2死1・3塁として打席には山田敬。好守でチームの危機を救った男の打球は三遊間に飛び、ショート岡が好捕して2塁送球も脇山の足が勝りセーフ!タイムリー内野安打となってついに三菱名古屋が勝ち越すと、その裏を4番手萩原が抑え、三菱重工名古屋が大会初優勝を果たしました。おめでとうございます!
さて勝野は大会MVPの栄誉を手土産にプロの舞台へ。同じく岐阜に縁のある根尾・垣越・滝野も加わることで、来年のベーブルース杯が今から楽しみですね!