1カード空けて先発のマウンドに立った奥野でしたが今日も先頭にストレートの四球…。何とか2死3塁まで漕ぎつけたものの上田に被弾、さらに連打から西山にも被弾。5点を失いこの回限りで降板します。2回は2番手の小宗も藤江への四球を発端に2失点、3回は3番手の松岡由が1失点に抑えたものの、2イニング目に先頭から7者連続出塁を許して降板。急遽西山がリリーフもこの勢いを止めることが出来ず、防戦続きの守備陣も前進守備の中井が強いゴロを弾くなど負の連鎖が止まらずこの回11失点……。7回から登板の鈴木健も2死から上田明神に連続タイムリーを許し、今シーズン2度目の20失点の憂き目に遭います。
打線もこの状況では如何ともし難く、3回に丸山のらしからぬ返球で得た2死2・3塁も中井遊ゴロ、7回はヒットで出た水越が盗塁を決めるも後が続かず。3試合連続の完封負けを喫しました。

東大 - 明大 2回戦
T 000  000 000 0
M 521 1100 30X 22
T ●奥野-小宗-松岡由-西山-鈴木健
M ◯藤江-西城-渡部翔-磯村-村田

50安打への道

水越(4年) 本日 1安打 → 通算 15安打
阿久津(3年) 本日 1安打 → 通算 7安打
別府(2年) 本日 1安打 → 通算 3安打

100奪三振への道

西山(3年) 本日 4奪三振 → 通算 36奪三振
鈴木健(2年) 本日 1奪三振 → 通算 8奪三振

続く第2試合のR-H、法政先発の山下輝はいきなり150km/hを出してスカウトに実力をアピールするも、立教は3回に先発の荘司が自ら2ベースを放って攻撃のリズムを作ると、4回には東が151km/hをライトに先制弾。その裏法政は村上のタイムリーで一旦は追いついたものの、6回立教は連打から山田がきっちり送って1死2・3塁のチャンスを作り、太田主将の犠飛で勝ち越し。山下輝は7回12奪三振2失点で降板、8回からリーグ戦初登板の篠木が評判通りの剛速球を見せつけるも、1・2塁からまたも太田が右中間を破る2点タイムリーでダメ押し。立教が連勝し、優勝戦線に踏みとどまりました。

明大 - 東大 1回戦
M 201 010 122 9
T 000 000 000 0
M ◯竹田-磯村-渡部翔-阿南
T ●鈴木健-井澤-松岡由-柳川

50安打への道

宮﨑(3年) 本日 1安打 → 通算 20安打
大音(4年) 本日 1安打 → 通算 36安打
安田(4年) 本日 1安打 → 通算 15安打
松岡泰(3年) 本日 1安打 → 通算 16安打

100奪三振への道

鈴木健(2年) 本日 1奪三振 → 通算 7奪三振
井澤(3年) 本日 1奪三振 → 通算 53奪三振
松岡由(2年) 本日 1奪三振 → 通算 6奪三振

前日の大敗から一夜明けての2回戦は初回先頭の宮崎が四球で出塁、早速新チャンスパターン「奏」が流れるも誘い出され挟殺…。その後四球と大音レフト前で1・2塁とするも連続三振で無得点。するとその裏、リーグ戦初先発の松岡由が1死から中川卓を歩かせると、蛭間岩本に連続弾を浴びて3点を先制されます。
2回にも鈴木萌にタイムリーを許し、松岡由はこの回限りで降板。2番手は鈴木健、2死1塁まで漕ぎつけて丸山に遊ゴロを打たせチェンジ…と思いきや辻村がカバーの入っていない2塁に投げてしまうエラー……。その後福本熊田に連続タイムリーを浴び、4回にも岩本の2点タイムリー。昨日に続いて序盤から差をつけられる展開となります。
5回からは連投の西山も、1死1・2塁から併殺崩れの間に熊田に還られ失点、そして回跨ぎした6回は先頭から6連打を浴び降板…。なお無死2・3塁の場面で、岸野がリーグ戦初のマウンドに登ります。今井西垣に連続タイムリーを浴びるもどうにか3アウトを取って長い守りを終えると、7回は無失点。毎回失点を阻止し、上々のデビューを果たしました。
一方の打線は8回、1アウトから代打奥田勇がライト前に落ちるリーグ戦初ヒット!さらに牽制を掻い潜ってリーグ戦初盗塁も決め、阿久津のレフト前でホームを突くもタッチアウト…。無得点に終わると、9回は続投の西垣の前に3人で抑えられ試合終了。連日の大敗を喫しました。

東大 - 早大 2回戦
T 000 000 000 0
W 313 218 01X 19
T ●松岡由-鈴木健-西山-岸野-小宗
W ◯西垣

50安打への道

阿久津(3年) 本日 1安打 → 通算 6安打
大音(4年) 本日 1安打 → 通算 35安打
水越(4年) 本日 1安打 → 通算 14安打
中井(3年) 本日 1安打 → 通算 13安打
奥田勇(4年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

鈴木健(2年) 本日 2奪三振 → 通算 6奪三振
西山(3年) 本日 1奪三振 → 通算 32奪三振
岸野(3年) 本日 3奪三振 → 通算 3奪三振 (NEW!)

早大 - 東大 1回戦
W 033 132 605 23
T 000 000 100 1
W ◯徳山-ユエン-清水成-齋藤正
T ●井澤-小宗-古賀-大久保-西山

50安打への道

宮﨑(3年) 本日 1安打 → 通算 19安打
阿久津(3年) 本日 1安打 → 通算 5安打
松岡泰(3年) 本日 1安打 → 通算 15安打
水越(4年) 本日 1安打 → 通算 13安打
中井(3年) 本日 1安打 → 通算 12安打

100奪三振への道

古賀(3年) 本日 1奪三振 → 通算 1奪三振 (NEW!)
西山(3年) 本日 4奪三振 → 通算 31奪三振

先週に引き続き先発のマウンドに立った奥野でしたが、いきなり8球連続ボールを続けると、宮崎のバントもワンバン送球で辛うじてアウトとという暗雲立ち込める立ち上がり。さらに東にぶつけて満塁となり、山田は空振り三振で2アウトまで漕ぎつけたものの、吉岡黒岩に連続押し出し…。5四死球の怪投にたまらず井手監督が飛び出し、1回持たずに降板の憂き目に遭います。
まさかのスクランブル登板となった松岡由でしたが、井上剛を三振に打ち取って切り抜けると2回は三者凡退。3回の無死満塁も吉岡の犠飛による1点に抑え、4回は先頭を悪送球で出すも田中祥のバントを松岡泰が好送球で二封、その後2死2・3塁まで縺れるも山田中飛で無失点。前日の温存が功を奏しての好投で、一旦は決まりかけた流れを引き戻します。
一方荘司の前に3回までノーヒットの打線は4回2死から井上慶安田の連打、さらに松岡泰四球で満塁と反撃開始。ここは代打森末遊ゴロで無得点に終わりますが、6回1死から大音が内野安打で出ると、井上慶が左中間真っ二つのタイムリー2ベース!さらに別府も一塁線を破るタイムリー2ベース!1点差に迫り、荘司をマウンドから引きずり下ろします。
その裏の守りは前の回から登板の小宗が回跨ぎ。先頭太田を打ち取るも連続四球で1死1・2塁となったところで、ついに井澤が登場!東にタイムリーを許すも最少失点で切り抜けると、直後の攻撃で辻村がリーグ戦初ヒットとなるレフト線2ベース、阿久津四球で2死1・2塁で打席には大音。お膳立てが整ったこの場面で、見事期待に応えるライト線へのタイムリー2ベース!すっかり押せ押せムードの中、続く井上慶のカウントが1-1になったところで溝口監督がマウンドの栗尾のもとへ。しかし交代もせず、申告敬遠もせずに2球ボールで3-1となり、ストライクを取りに来た球を痛烈なセンター返し!!阿久津に続いて大音も還り、ついに逆転に成功します。なおも1・2塁で松岡泰が右中間に鋭い当たりを放つも、ここは太田のファインプレーに阻まれダメ押しならず。
リードを得ての井澤の投球は7・8回と守備の乱れで走者を背負うも前日のように崩れることなく無失点。そして9回の攻撃、絶対的リリーフの宮も球場の雰囲気に飲まれてか四球死球で1・2塁。すると松岡泰がライト線ギリギリに落とし、1塁代走の隈部まで好走塁で生還!今日ここまで無安打の鬱憤を晴らす一打で、改めてダメ押しの2点を追加します。
そしてその裏も当然井澤が続投。先頭山田の三ゴロは送球乱れかけるも梅林上手く掬って1アウト、代打荒木は空振り三振で2アウト、そして代打柴田颯も右飛に打ち取り試合終了!前日の逆転負けから見事立て直しての今季初勝利、井澤も念願の初勝利を挙げました。

立大 - 東大 2回戦
T 000 002 302 7
R 201 001 000 4
T 奥野-松岡由-小宗-◯井澤
R 荘司-●栗尾-宮

50安打への道

大音(4年) 本日 2安打 → 通算 34安打
井上慶(4年) 本日 3安打 → 通算 20安打
安田(4年) 本日 1安打 → 通算 14安打
別府(2年) 本日 1安打 → 通算 2安打
松岡泰(3年) 本日 1安打 → 通算 14安打
辻村(4年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

奥野(4年) 本日 1奪三振 → 通算 24奪三振
松岡由(2年) 本日 3奪三振 → 通算 5奪三振
井澤(3年) 本日 2奪三振 → 通算 52奪三振


続く第2試合のK-Mは増居と藤江の左腕対決。慶應は3回1死満塁のチャンスを廣瀬の4-6-3で潰すものの、4回表2死2塁から古川のレフト線へのタイムリーで先制。しかし明治もその裏に2死1・2塁から宗山山田陸の連続タイムリーで逆転に成功します。
援護を受けた藤江でしたが、直後の5回表にヒット四球で1・2塁。廣瀬を打ち取って2アウトと勝ち投手の権利目前まで漕ぎつけたものの、正木を迎えたところで降板。後を受けた村田が正木を歩かせ満塁とするも、下山を打ち取ってリードを死守します。
村田はその後巡ってきた打席でも代打を送られず続投、無失点を続け9回表へ。中澤慎を三ゴロ、古川を三振に打ち取り、自身の初勝利まであと1人まで迫りましたが、代打北村がライトにライナーで運ぶ同点弾!第1試合の別府に続く東筑勢の殊勲打で慶應が土壇場で追いつくと、その裏を橋本達が抑えて試合終了。このカードは連日の引き分けに終わりました。

東大 - 立大 1回戦
R 100 003 920 15
T 040 200 000 6
R 池田陽-野口-◯栗尾-沖-島田
T ●井澤-小宗-西山-鈴木健

50安打への道

宮﨑(3年) 本日 2安打 → 通算 18安打
大音(4年) 本日 2安打 → 通算 32安打
井上慶(4年) 本日 2安打 → 通算 17安打
櫻木(4年) 本日 1安打 → 通算 2安打
中井(3年) 本日 2安打 → 通算 11安打
井澤(3年) 本日 2安打 → 通算 2安打 (NEW!)
別府(2年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

井澤(3年) 本日 3奪三振 → 通算 50奪三振
西山(3年) 本日 1奪三振 → 通算 27奪三振
鈴木健(2年) 本日 1奪三振 → 通算 4奪三振

慶大 - 東大 2回戦
T 000 000 001 1
K 030 001 00X 4
T ●奥野-西山-小宗
K ◯増居-橋本達

50安打への道

宮﨑(3年) 本日 2安打 → 通算 16安打
松岡泰(3年) 本日 2安打 → 通算 13安打

100奪三振への道

奥野(4年) 本日 2奪三振 → 通算 23奪三振
西山(3年) 本日 1奪三振 → 通算 26奪三振