いよいよ最終カードとなる第7週、今回の始球式は慶應の川崎彩乃投手。女子選手権で2度優勝の実績を引っ提げ慶應野球部に入部、早まった作問者によりQMAで出題もされましたが、それとは関係なく地道な努力を続けこの度の大役となりました。投じた球は96km/hも、ホームベース付近でグッと沈む面白い軌道で坂本のミットへ。就職しても現役を続けるとのことで、今後の活躍にも期待したいですね!

そして第1試合のH-M、先発は菅野と柳。法政は初回先頭の大西千が2ベースで出塁も続く川口がバント失敗、後続も倒れ先制ならず。するとその裏明治が2死満塁と菅野を攻め立てると、上西がレフト線ギリギリに落ちる走者一掃の2ベースを放ち3点を先制します。法政は3回川口の名誉挽回タイムリーで追い上げるも、明治は5回菅野の犠飛で加点。菅野をこの回でマウンドから引きずり下ろします。
そのまま明治3点リードで最終回に入り、なおも柳が続投も、川口レフト前・若林四球で無死1・2塁となったところで善波監督が動き、齊藤に交代。齊藤は畔上を中飛に打ち取り役目を果たしたところで星に交代、後続を打ち取り試合終了。明治が盤石の継投で逃げ切り、完全優勝に王手をかけました。


そして第2試合、先発は宮台と澤田圭最優秀防御率を決定付けるために無難に立ち上がりたい宮台でしたが、初回先頭の大城をレフト前で出すと、2死2塁となって打席には笠松。警戒しつつボールを2球続け、歩かせも已む無しか…と思った直後の球を強振され、ライナーでレフトスタンドに突き刺さる2ラン…。その後も勢い良く振ってくる立教打線の前にピンチの連続で、2回・4回の1死1・2塁はともに4-6-3で凌いだものの、5回にまたも笠松に打たれ1死1・3塁のピンチを背負うと、田中和には左中間スタンドに3ラン…。防御率が大きく悪化してしまったもののそのまま続投、リーグ戦自己最長に入った7回は三者凡退に抑えると8回もマウンドへ、1死1・2塁のピンチも松本の三遊間を抜けようかという当たりを山田追いつき、判断良くサードに投げてアウト。篠崎吾も三ゴロに打ち取り、8回を135球、12安打を浴びるも最後まで投げ抜きました。
一方打線は4回長藤の内野安打を皮切りに2死1・3塁も山本克二ゴロ。5回は1死1塁から宮台の打席でエンドランを敢行、打球はカバーに入った大城の逆を突くレフト前で1・3塁とチャンスを広げるも喜入がスクイズを上げてしまい、長藤も左飛。6回は2死から楠田左中間2ベース、山本克四球で1・3塁も田中一邪飛。澤田圭を攻めあぐねているうちに降板されてしまい、その後の黒萩・田村には無安打。2試合連続の零封で後が無くなりました。

東大 - 立大 1回戦
T 000 000 000 0
R 200 030 00X 5
T ●宮台
R ○澤田圭-黒萩-田村

50安打への道

長藤(4年) 本日 1安打 → 通算 22安打
楠田(2年) 本日 1安打 → 通算 18安打
田中(3年) 本日 1安打 → 通算 13安打
宮台(2年) 本日 1安打 → 通算 4安打

100奪三振への道

宮台(2年) 本日 5奪三振 → 通算 37奪三振