四国旅行2日目(最終日)

起床してまずは道後温泉本館へ。皇族専用の浴室である又新殿の見学の後、朝風呂→浴衣姿で一服 のコンボを決め、気分はもう極楽…と思っていたら制限時間がやってまいりました。慌しく着替え、坊っちゃんの間を拝見してから退出。
  
お土産を購入しつつ商店街を進み、道後温泉駅へ。ちょうど引込み線に坊っちゃん列車が来ていたので撮影など。
   
この時点で時刻は10時半のわずかに前。この季節は30分おき(0分・30分)に駅そばのカラクリ時計が動くとのことで待機していると、音楽とともに時計が持ち上がり、坊っちゃんの登場人物が勢揃い。本格的なカラクリ時計です。
  
ラクリ時計を見届けた後、近くの道後公園へ。公園内にある子規記念博物館を見学したり、園内の展望台から街並みを見下ろしたりしつつ、園内をぐるっと一周。
   
一周して戻ってきたところで既に正午を過ぎていたので、商店街入口の食堂で昼食をとることに。愛媛名物の鯛めしには2種類あり、中予風は焼いた鯛を炊き込みご飯に載せるもの、南予風は鯛の刺身をご飯に載せるものとのこと。両方ともメニューにありましたが、今回は後者の南予風を注文。ご馳走様でした!
 
愛媛新聞を購入してから伊予鉄道道後温泉を離れ、大街道で下車してさあ松山城…の前に飲み物を購入。みかん系飲料ばかり揃った棚に度肝を抜かれましたが、購入したのはごく普通のアクエリアスです。

松山城へのロープウェイ乗り場に到着。3階建て分の高さの壁画に圧倒されます。ロープウェイに乗り、いざ8合目へ。
  
 
ロープウェイの力で8合目までは着いたものの、天守閣へはここからが本番です。歩いて歩いて歩いて歩いて、ようやく城の入口に到着。
   
下の写真、赤地に「○」と書かれた兜を着用しているのは松山城マスコットのよしあき君(モデルは初代城主の加藤嘉明)。青地に「×」と書かれた兜を着用したマスコットがいないか近くを見回してみたのですが、残念ながらそのような者は存在しないようでした。

ついに天守に入り、松山市内の景色を一望。今までの疲れも癒されます。3枚目の写真を撮ったときの気分は、まるで城内に攻めこまれていよいよ後が無くなった殿様の如くでした。
   
さて下山。行きとは逆の、ロープウェイに頼らない道を選んだのですが、これがまた大変でした。少なくともお土産やら重い荷物を持ったまま歩くような場所ではなかったです。這々の体で下山して、伊予鉄道に乗車。幸運にも坊っちゃん列車とエンカウント、煙を吐いてやってくる様子を撮影することができました。
   
残された時間はあと僅かですが、松山といえばやはりココ↓。時間の都合で宇和島今治には行けない以上、これは外すことはできませんね。脳内BGMはもちろん例の校歌です。

そして松山駅へ帰還。空港へのリムジンバスが来るまでの間に、東京ドーム・坊っちゃんスタジアム・マドンナスタジアムに次いでこの道中4番目のスタジアムへ。今までのスタジアムと傾向が幾分違うような雰囲気ですが気にしない方向で。魔法石・優勝回数ともに、上位2人が他を大きく引き離しているランキングが印象的でした。

そしてリムジンバスに乗り松山空港へ。空港ビル内での夕食はじゃこ天そば。

その後は受付を済ませていざ羽田。それ以後はさしたるトラブルもなく、長い旅がようやく終りを告げました。