パワフル×スマイルちばフリーパスの旅 第2回

昨夏 に引き続いて、パワスマプリキュアきっぷで千葉を巡ってきました。前回が銚子方面だったので、今回は南房総を攻めることに。まずは京浜東北線東西線で千葉県に侵入し、西船橋からパワスマを使った旅の始まりです。西船橋からは花摘み南房総号で一気に館山へ。京葉線区間の街並み、五井を過ぎた後の田畑地帯、そして佐貫町を過ぎて一気に視界に入ってくる東京湾と対岸の三浦半島 という景色の移り変わりはやはり素敵ですね。
   
線路に立ち入った人がいたとかで列車が若干遅れていたため、館山で一息つく間もなく急いでリゾートあわトレインに乗り換え。お座敷列車の畳に腰を下ろし、途中長い時間を取って停車した千倉や和田浦で購入したさんが焼きや鯨カツを頬張りつつ、車内で購入した地ビールで一杯…何という贅沢な時間でしょうか。その一方で途中の駅が軒並み南房総市になっていたことや簡易Suicaが導入されていたことに時代の流れを感じるなど。江見・太海の間で徐行運転という嬉しい心遣いによって太平洋の景色を堪能した後、終点の安房鴨川に到着。
    
安房鴨川といえばご存知聖地(亀田病院的な意味で)。海岸に行ってゴミ拾いを…のつもりが目立ったゴミが落ちていなかったためにのんびりと潮の音を聴いたり、駅を挟んで逆方面にある菜な畑ロードで菜の花に囲まれてウトウトしたり、駅前のイオン4階にあるゲーセンで指やポプの足跡を残したりと。QMAこそありませんが、このような辺境の地(失礼)にもPASELIが使える店があるというだけで感慨深いものです。
  
続いてわかしおで大原に向かい、いすみ鉄道に乗り換え。以前に来たのは夷隅郡大原町だった頃で、横浜から大原まで乗り換え無しで来たのですが、今は合併でいすみ市となり、外房線直通はすべて上総一ノ宮止まりに。こちらも時間の流れを感じますね。
1両編成のムーミン列車に乗って大原慎司淳也→国吉佑樹と過ぎ、そして秘境駅として名高い久我原も通過。車内からは道も車も見えるし民家もあるしであまり秘境駅の雰囲気は感じなかったのですが、下車してこそ分かる雰囲気もきっとあるのでしょう。次の機会にはここで降りてみたいところです。
    
そして終点、上総中野に到着。間もなく小湊鐵道の列車も到着し、両者が揃い踏みした写真も撮れました。ここの駅名標、かさなかの(いすみ鉄道)に対して かさなかの(小湊鐵道)となっており、歴史的にはどちらが間違っているわけでもなく両方正しいのですが、Google検索ではかずさなかの15600件・かづさなかの277件・あずさなかの2590件と圧倒的な差…。社エフェで実装された暁には両方とも正解になることを願うばかりです。
  
その後は小湊鐵道に揺られているうちに日も暮れ、五井に着いた後は南流山に寄ってから帰宅。前回と合わせて千葉のほぼ全域を回りつくすことができ、大満足の旅でした。