群馬・佐渡の旅 2日目

昨夜のなでしこのために微妙に睡眠時間が足りない感じでしたが、予定通りの時間に起きて朝食を取り出発。まずは桐生駅に向かい、今日の旅程をすべてカバーする ぐんまワンデーパスSP を購入して行動開始。しかし桐生駅を出るなり群馬の誇る厳しい暑さの洗礼を受けました。たまらず偶然近くにあった自販機で飲料を補給してから西桐生へ。
  
西桐生からは上毛電鉄に乗車。2両編成で後ろの車両が自転車の持ち込みが可能なサイクルトレインとなっていました。一部の駅で行っているレンタサイクルも持ち込めるようで、これは良いですね。
そして電車は高校野球でも使用される桐生球場や物々しい名前の心臓血管センターを過ぎ、終点の中央前橋に到着。駅舎に比して立派なロゴが目を引きます。
  
中央前橋から前橋への距離は1キロ足らずですが、この暑さの中を歩く自信は全くなかったために100円連絡バスを使用することに。クラシカルな雰囲気の車両に乗って前橋へ、そして両毛線で高崎へ。
 
高崎からは上信電鉄。普通に乗ると往復2000円以上かかるところですが、ここもワンデーパスの範囲内なので安心。デスティネーションキャンペーンの一環として発売された去年に引き続き、今年も同時期に発売してくれたのは本当に有難いことです。改めて感謝。
   
途中までは割と穏やかだった景色も、千平を過ぎたあたりで急に険しくなり、間もなく終点の下仁田に到着。お腹も空いてきた頃で昼ご飯の場所を探そうとしたところ、いきなり蒟蒻尽くしの店を発見して入店。刺身に始まり、素麺・田楽・炒り鶏などとまさにフルコースで、さすがご当地の名産といった味でした。
 
お土産としてもう1つの名産である葱のお茶を買ってから戻りの電車に乗り、途中上州富岡で下車。富岡といえば個人的には小林太志の出身地ですが、世間的には社会の教科書でお馴染みの富岡製糸場でしょう。時間の都合上、今回はレンタサイクルを借りて製糸場の入口だけ見てとんぼ返りでしたが、世界遺産に登録された暁にはゆっくりと見ていきたいところです。そして運良く999車両をツモり、高崎に帰還。
   
次に乗るのは大前行きの吾妻線ローカル線だしクロスシートだろうという甘い見込みのもと、駅弁を購入してからホームに向かったのですが、待っていたのは白地に緑とピンクのロングシート車両…。ともかく電車は渋川駅から分岐して一路山の中を進み、樽沢トンネルも一瞬にして通過し、大前に到着。
  
ここ大前は吾妻線の終点であると同時に、今日の旅の終点でもあります。1800円の額面に対して乗車した総区間は4000円超、存分に役目を果たしたワンデーパスもこれにてお役御免となりました。まずは駅前の宿にチェックイン、まだ日も明るいため付近を散策してみることに。少し歩くと嬬恋の村役場に到着、村にしては(失礼)立派な建物でした。宿に戻った後は温泉、そして晩ご飯。
   
十分満足した後で部屋に戻ると、そこは窓を開けるだけでクーラーが効いているかのような涼しさ!横浜では味わえない感動に打ち震え、夏は群馬or長野、冬は南房総で過ごす生活がしたいとの思いを強くしたところで就寝。気分よく寝付いて明日に続きます。