Kスタで行われた 震災復興支援親善試合 を観に行ってきました。行き帰りの新幹線はトクだ値で早々と確保し、宿は直前でも大丈夫だろうと甘く考えていたのですが、数日前には仙台市内はどこもかしこも満室…お盆の仙台を見くびっていました。学生の頃のようにマンガ喫茶で夜を明かすことまで考えたものの、何とか名取の宿が取れたのでそこに決定。
当日はいつもより1時間早く起きるというミッションにも無事成功し、白石蔵王以外全駅停車のやまびこに乗ってゆっくりと仙台へ。途中郡山の辺りでは雨が強まり心配したものの、仙台に着く頃には雨も上がっていました。が、駅から出るなりむせ返るような蒸し暑さ。流石に横浜よりは過ごしやすいだろうという予測は大外れ、汗が滝のように吹き出すなか、まずはOWSONで飲料の補給。続いてサープラでアイテムゲット&弐寺の足跡を残し、タクシーでKスタへ。
  
Kスタに来るのは7年ぶり2回目。あの時は朝井とJPが先発、最終回1点ビハインドながら1死満塁の場面で山崎武司がゲッツーを打ってしまったんだよなあ…と当時を思い起こしているうちに開会式が行われ、第1戦の南東北大学選抜戦が試合開始。
 
先発は東京六大学が竹内、南東北大学が東日本国際大の西川。先手を取ったのは南東北大学でした。初回先頭の小野がセカンド内野安打で出塁、相馬が送った隙を突いて3塁に突入。これが悪送球を誘い一気に生還し先制点を挙げます。東京六大学は3回にエラーなどで得た1死満塁のチャンスに福富が犠飛を放ち同点。その裏に南東北代表は2塁に走者を進めるも、アウトカウントを間違えたのか飛び出してしまい刺されチェンジ。なお本日の試合に応援団は来ていませんでしたが、代わりに1塁側に陣取った方々が出来上がったモードで何やら大声を張り上げていました。
そして4回からは香取が登板。同点の場面で2者を落ち着いて打ち取り、四家を打撃妨害で出すも、後続を断ってチェンジ。5回も続投しましたが、先頭の八木沼をライト前で出すと、平原のバントで1塁にカバーが入っておらず内野安打…。藤代が送り、小野を歩かせ1死満塁としたところで降板。山崎福に後を任せたものの、2死から押し出し死球で勝ち越しを許してしまいます。
1点ビハインドとなった東京六大学でしたが、直後に打線が奮起。代わったばかりの2番手三宅を攻め、2安打と四球で2死満塁。ここで田中がレフトライン際へ2点タイムリー2ベース、建部も続きタイムリー。3点を奪い、一気に逆転に成功します。
その後は互いの投手陣の好投、サード石川の好守備もあり2点リードのまま最終回の守りへ。最後を任されたのは有原でしたが、リーグ戦と同様、今回もまた劇場を見せてしまいます。先頭渡辺のヒットに始まり、1死から荒の2ベース、そして木村のライト前タイムリー。1点差となりなおも1死1・3塁の大ピンチでしたが、ここから佐藤を二飛、折笠を三振に打ち取りゲームセット。東京六大学が逃げ切り勝利を収めました。

第1試合が早く終わったため、第2試合の北東北大学選抜戦は16時開始予定のところを30分前倒しして開始。先発は東京六大学が吉永、北東北大学が青森大の吉田。永井が2番センター、舘が8番ファーストで出場し、永井は1安打1犠打1死球と存在感を見せ、舘も昨年以来のファーストでしたが、ブランクを感じさせない堅実な守備でした。
試合は吉永と吉田がともに3イニングを無失点に抑えた後、東京六大学2番手の三嶋が4回から登板。しかし先頭の花岡に2ベースを打たれると、1死3塁から八戸大の建部がピッチャー強襲の当たり、西浦がカバーするも本塁には投げられず花岡が生還、先制を許します。その後は初馬の代わりで追加招集の横山、そして岡大海が無失点に抑えたものの、打線が吉田から秋山(八戸大)→多和田(富士大)の継投の前に沈黙。完封リレーを喫し、1勝1敗のタイになりました。

今日の試合はこれでお終い。仙台駅に戻って研究室の後輩と合流、色々話をした後に名取の宿に到着。明日に続きます。