18きっぷの最後の1回を使って、静岡を廻ってきました。まずは東海道線で沼津へ。熱海までは15両編成のクロスシート、熱海からは3両編成のロングシート。分かってはいますが凄い落差です。沼津に到着して、駅北口のサープラへ。弐寺の足跡付け→大夏祭り→紅玉魔龍 と一通りこなしてから駅に戻り、さらに西へ。
 
吉原に到着し、岳南鉄道線に乗り換え。吉原といえば(今は大変厳しい状況ですが)日本製紙、そしてその前身である大昭和製紙都市対抗での3度の優勝、安田猛と橘谷健の投げ合いによる史上唯一の決勝引き分け再試合といった過去の栄光を想いつつ、終点の岳南江尾に到着。
   
駅周辺の店はマックスバリュぐらいで、当然のように土産物店も無し。ただ景色は山側も反対側も素晴らしく、道を自転車で疾走したら気持ちいいだろうなあ…と思いながらも、出発の時間が迫っていたので折り返しの便に乗車。
 
吉原に戻り、富士川を越えて清水に到着。清水が生んだ2大有名人の片方であるところのまるちゃんの歓待を受けました。なお残念ながら、もう片方の有名人である大洋の元プリンスの姿は確認できず。ともかく朝からご飯を食べていなかったため、港近くの河岸の市の店で極上海鮮ちらしを注文。この夏は旅行に行った先で刺身や寿司ばかり食べていたような気がしますが、今回も美味しくいただきました。静岡ということで、出されたお茶も美味。ご馳走さまでした!
   
食後は歩いて静鉄の新清水に到着。インパクトのある午後ティー(レモン)車両に乗り静岡方面へ。その途中には改装中の草薙球場の姿も。全面完工の予定は来年の夏とのことで、夏の静岡大会に間に合うかは微妙ですが、間に合った暁にはぜひ観に行きたいですね。
  
終点の新静岡に到着、静岡から再度東海道線に乗りさらに西へ。安倍川を越え、牧之原台地の茶畑を越え、天竜川を越え、ついに浜松に到着。既に18時を過ぎており、鰻を食べる時間も無く急いで新浜松に移動、遠鉄に乗り換え。
  
終点の西鹿島に到着した頃には既に外は真っ暗闇。これを乗り逃すと新幹線の使用を余儀なくされるという天浜線への乗り換えも無事済ませ、掛川へ。1両編成で車内には人もまばらでしたが、座席はクロスシート、しかもフカフカで絶好の乗り心地。JR東海も少しは見習ってほしい次第です。掛川からは来た道をひたすら戻り、日の変わった頃に帰宅。結局11500円の価格に対し倍以上の距離を利用し、5回分を使い切った18きっぷは御役御免となりました。