定時後に神宮へ。向かっている間に阪神の打線が爆発したようで、到着時には1回が終了し3点を先制していました。その後も活発にヒットを放つものの、昨日に続き満塁で打順が回ってきた伊藤隼太が今度は遊ゴロで得点ならずなど再三のチャンスを潰し、2回以降無得点。一方ヤクルトは2回に相川の2点タイムリー、そして7回にまたも2死2塁から相川がライト前に運び、前進していた隼太のバックホームも逸れてタイムリーとなり同点に。
直後の8回表に阪神先発の岩田に打順が回り、ここで代打かと思いきやそのまま打席に立ち凡退。裏も続投しますが、雄平のヒットから1死2塁となり、打席にはバレンティン。1塁が空いており無理はしないかと思いきや勝負に行き、打球は隼太の頭上を越えてスタンドへ!阿部を引き離す30号勝ち越し2ランとなり、さらに連打を浴びせて岩田降板。寸止めな味方打線といい8回まで引っ張られたことといい、どうにも気の毒な感じでした。白仁田がリリーフも、鳥谷の悪送球で追加点を挙げられ点差は3点に。
そして阪神最後の攻撃。その始まりに、金本の名が告げられました。

阪神にとってはこれが今年最後の関東での試合であり、金本にとっても関東での最後の打席。球場の興奮も最高潮に達しましたが、バーネットがストライクが入らずストレートの四球…。俊介を代走に出されて退き、役目を終えました。その後2死からマートンのヒットで一発が出れば同点の場面を作るも、最後は森田が倒れ万事休す。
ヤクルトの勝利で試合が終わり、いつもなら続いてヒーローインタビューが始まるところですが、今日は金本がクラブハウスに向かうのを待ち、カラービジョンもその姿を映し出していました。球場全体も声援で応えており、こういう心遣いは良いものですね。関西での試合はもう少し続きますが、まずは21年間の現役生活お疲れさまでした!