昨夜の嵐から雨は収まったものの風は強いまま迎えた神奈川大学リーグ。密かに気になっていたスコアボードのデザインは プロ仕様 から広告や背景をすべて取り除き、文字だけにしたものでした(下写真)。恐らく高校や社会人の試合もこんな感じになるのでしょう。
開幕戦は昨秋優勝から一気に日本一まで上り詰めた桐蔭横浜大と5位の鶴見大との一戦、先発は桐蔭横浜大が優勝投手の小野、鶴見大が金子。日本中の大学から挑戦を受ける立場となった桐蔭横浜大、初回こそ無得点だったものの、2回に1死満塁のチャンスを作ると、阿部亮のライト前タイムリーで先制。さらに三ゴロエラーと杉崎のサード強襲のタイムリー2ベース、さらに2死から甲川の右中間を破るタイムリー2ベースと喜納のライト前タイムリーで、この回一挙7点を先制。4回に4点、5回にも5点を追加し、前半で大量リード。十分過ぎる援護を受けた小野は強風の中でも順調なピッチング。6回までノーヒット継続も、大記録が視野に入った7回に斎藤大に初ヒットを浴び、ここで降板して後続に託します。
1死2・3塁から鋭いライナーをセカンドがジャンピングキャッチして併殺に仕留めるナイスプレーを見せるなど6・7回を無失点に抑えていた鶴見大ですが、8回に捕まり4失点、ついに20点の大台に。しかしその直後の攻撃、桐蔭横浜大2番手の岩附を攻め1死1・3塁とすると、深田の当たりは風にも乗りセンターオーバーのタイムリー2ベース!一矢を報いました。
しかし攻撃の手を緩めない桐蔭横浜大は9回、甲川の犠飛で21点目、そしてトドメの22点目は喜納のバックスクリーンへのホームラン!盤石の試合運びで、次なる目標の選手権制覇に向け好発進となりました。



第2試合の関東学院大vs神奈川工大は初回だけ観て退出し、比留間先生の就職を祝う会へ。大変懐しく楽しいひと時でした。北関東に活躍の場を移す先生に、今後とも幸あらんことを…。