今年の野球観戦も今日が最後。まずは第1試合、東大附属明治学院高校の軟式対決。予定では9時開始となっており、それに合わせて家を出たのですが、8時55分に着いた時には既に1回表が終わっていました…。まさかこんなところでJABAタイムが発動してしまうとは。
ともかく先発は東大附属が井上、明学高校が西田。どちらもストレートは安定して120km/hを超え、守備も締まってかなりのレベルを窺わせます。そうなると少ないチャンスを如何に活かせるかにかかりますが、まずは4回表、東大附属先頭の石井がチーム初安打となるライト前ポテンヒットで出塁。バントと送りゴロで2死3塁となり、4番北島がレフトに大飛球を放つも、追いつかれチェンジ。その裏の明学高校は先頭の西田がセカンドの送球エラーで出塁、盗塁とバントで1死3塁も、吉井の一ゴロでホームに突入し間一髪憤死。双方チャンスも無得点に終わります。
東大附属に比べて明学高校はメンバーを女子部員含め活発に入れ替え、迎えた7回表の東大附属の攻撃は四球と北島のレフト前で2死1・2塁のチャンス。ここで井上の当たりは痛烈なライナーも、セカンドが飛びつくファインプレーでチェンジ。明学高校は8回裏、ショートの送球エラーに盗塁、送りゴロで再度1死3塁。ここで代打小磯を送り勝負を賭けるも三振、後続も二ゴロで無得点。
結局9回を終わって両チームスコアレス。これで引き分け…かと思いきや、10時半を超えて新しいイニングには入らないが延長戦は行うとのこと。10回表の東大附属は無得点、この時点で10時半を過ぎ、東大附属の勝ちは無くなりました。その裏の明学高校の攻撃は先頭男石の四球を足がかりに2死2塁として、打席には小磯。先の代打では三振に倒れましたが今度は大飛球、背走するライトの頭を超えるサヨナラ打!明学高校が劇的な勝利を収めました。