毎年恒例の新宿京王駅弁大会。今年は 前回 の反省を活かして最初から輸送の列に並び、首尾良く目当ての母恋めしをゲット!あとは実演で肉と魚を1つずつということで、ふくのしま豚と三大鮭めしを確保して会場を離脱、浅草へ。はこね号ちちぶ号小江戸号 と来て今回はりょうもう号です。
ふくのしま豚は5種類、三大鮭めしは3種類の味が楽しめるということで、まずは豚と鮭を交互にいただくことに。もちろんどれも良かったのですが、特に目を見張ったのは豚の炙りベーコン。紫蘇と一緒に御飯を巻いて食べるのが最高で、思わず涙が出そうでした。そして〆は母恋めし。主役は北寄貝入りのおにぎりですが、付け合せのゆで卵とチーズもスモークが強く効いており、酒とも相性が良さそうです。そんなわけで順調に箸が進み東武動物公園に差し掛かる前に食べ終わってしまい、暇を持て余しつつ館林に到着。正直りょうもう号には 苦い思い出 があるのですが、今回は時間通りで一安心。
   
乗り換えまで多少間があったので駅前を散策してみると、狸の群れに並んで巨人軍初Vの石碑を発見。恥ずかしながら今調べて初めて知ったのですが、この近くにあった分福球場で猛特訓を行い、それが1936年の初優勝に繋がったとのこと。残念ながら球場は現存しませんが、この石碑がその偉業を伝えています。

駅に戻って2両編成の小泉線に乗り換え。開かれた邑楽ロード(国道122号)を遠くに眺めているうちに終点の西小泉に到着も、特筆するようなこともなく(失礼)わずか5分で折り返し。ちなみに駅名は小泉なのに自治体名は大泉町で何事かと思ったのですが、小泉町と大川村が昭和の大合併で大泉町になったため だとか。途中東小泉で対面の電車に乗り換え太田へ。
  
次の電車まで40分ほど時間があるため、駅近くのドンキ内のポポラーレでSPADAの群馬行脚をゲット、ついでにQMAも検定を2クレ。明治・大正検定がSSに乗りました。
 
駅に戻り伊勢崎線に乗り換え。車内では「両毛線への乗り換えは伊勢崎で、新伊勢崎ではありません」とのアナウンスが繰り返されていました。やはり間違える方が多いのでしょうか。その新伊勢崎の辺りから高架に入り、終点の伊勢崎に到着。以前来たのは東武はおろかJRも地上駅だった頃でしたが、その頃とはすっかり変わっていました。JRと東武が高架で隣り合う様はまるで栃木駅のようだとも思ったり。
  
両毛線に乗り換え佐野へ。ゆるキャラグランプリで1位に輝いたさのまるの歓迎を受けました。大分お腹も空いてきていたため、佐野ラーメン目当てに駅付近を散策。ランチタイムと夕方以降が営業時間という店が多い中、幸いにも営業中の店を見つけて突入。スープが器になみなみと入った状態で出てきました。割とあっさり目の味も今の自分には有難く、すっかり温まって完食。
   
もはや旅も大詰め。佐野線を北に進み終点の葛生に着くも、寒さに耐えかねてすぐに折り返し。館林に戻ってお土産に(いつの間にか120円に値上げされていた)上毛新聞を購入し、普通列車を乗り継いで帰宅。これにて東武の館林以北を無事制覇と相成りました。