イースタンの開幕戦のため遥々戸田へ。ビジターでの開幕は実に 7年ぶり で、戸田球場の訪問も今回が初。最寄りのバス停で降りて土手を登ると眼下に球場が見えてきました。
土手の上で遠くから試合を眺めるのも良さそうでしたが、折角なので有料席で観ることに。ネット裏ドリンク付きチケットにしたのですが、ネット裏の金網と柱が厚い…。スコアボードの選手名表示と合わせ、今後の改善に期待したい次第です。ドリンクはまさかヤクルト1本ではないだろうなと思っていたところ、選ばれたのは蕃爽麗茶でした。
  

開幕投手は追浜が育成の陳冠宇、戸田が何故ここにいるの的な石川。今までケガに泣かされ続けてきた陳でしたが、ついに大役を任されました。また高卒ルーキー関根が9番レフトでスタメン。初回は石川の前に三者凡退に終わるも、2回に幸運なヒット2本で1死1・3塁とすると、渡邊の叩きつけた当たりがジャンプしたサードの頭上を超えるタイムリーで先制。4回にもタイムリーエラーで1点を追加。
一方の陳は初回先頭の比屋根にライト前に運ばれるも、比屋根が暴走し2塁でアウト、以後は無難に5回を無失点。6回からはこれまた何故ここに的な井納、2四球と暴投で2・3塁のピンチもどうにか切り抜け2回を無失点。
試合はそのまま2点リードで終盤へ。7回1アウトから関根が初ヒットとなるライト前で出塁、2死満塁となって下園も、フルカウントから見逃しの三振…。追加点はならず、8回から藤江が登板も、荒木のタイムリーで1点差に詰め寄られなおも1死1・2塁。ここで野口の当たりは痛烈も、ファーストの正面のライナーで荒木戻れずゲッツーでチェンジ。それと同時に2塁走者の谷内が倒れこんで起き上がれない様子…。どうやら帰塁の際に足を捻ってしまったようで、背負われて退場していきました。大事に至らないことを願うばかりです。
1点リードとなって最終回は大田が登板も、四球に暴投で1死3塁のピンチ。田中雅を三振に打ち取りあと1人まで漕ぎ着けるも、藤井に内野安打を浴びて試合は振り出しに戻り延長突入。10回表は押本に抑えられ、その裏は育成の今井が登板も、四球に犠打で1死2塁となり、迎えるは荒木。昨年イースタン首位打者の一打はライトの頭を越えサヨナラ、戸田軍が初戦を飾りました。