四国一周の旅 1日目

賢竜杯が夏に延期になったので、四国に出かけてきました。今回使用するのは たびきっぷ。3000円ほどでJR四国全線+αが特急自由席も含め乗り放題、しかも(ここ重要)1人から有効。岡山・広島・山口エリアのものも利用したかったのですが、この3月で東京都区内発着の設定が無くなってしまうのが返す返すも残念です。ともかく新横浜からのぞみで大都会岡山に到着。何気に岡山は今まで通り過ぎるだけだったので、今回が初の上陸です。

ここからフリー区間の移動開始。生憎の曇天の中、特急南風に乗って瀬戸大橋を渡り、1時間ほどで琴平に到着。
  
琴平と言えば金刀比羅宮。しかし山頂まで登っている時間は無いため、代わりと言っては何ですがうどん!で目的を達成。お約束ではありますが、大変美味でございました。
 
お土産の麺を買い込んで店を後にし、今度は琴電に乗車。基本的に長閑な沿線風景の中、このために綾川駅が作られたというイオンモールや極一部のクラスタに有名な木谷仏壇を眺めつつ、瓦町に到着。
   
欲を言えば藤澤恵麻の母校を 再訪 しておきたかったところですが、時間の都合上断念…。志度線に乗り換えて松島二丁目で下車、ホームに降り立つなり目当てのボウリングのピンが目に入ってきました。というわけでラウンドワン高松に向かい、QMA弐寺を1クレずつ。
 
駅に戻り、ふたたび志度方面へ。屋島を過ぎ塩屋も過ぎた頃、眼前に志度湾が飛び込んできました。海沿いを走る路線は数あれど、ここまで海に近接しているのはそうそうあるものではなく、締め切られた窓からも潮の匂いが入ってくるかのような錯覚も覚えます。間もなくさぬき市に入り、終点の琴電志度に到着。列車止めのすぐ先に道路があり、いかにも終着駅という風情が漂っていました。
 
琴電志度からJR志度は目と鼻の先、特急うずしおに乗り換えて徳島へ。左側の窓際席に座れれば瀬戸内海が見えたのですが、生憎空いていなかったため右側に着席。気動車の本気を見せつけ130km/hで快走する列車は県境を越え池谷に到着、終点の徳島ももうすぐということで降りる準備を始めようとしたところ、列車が動き出す気配がありません。少しして車内放送が流れ、「池谷-勝瑞間で電柱が線路内に倒れたため運転を見合わせております」という衝撃の内容。非電化の高徳線が電柱に邪魔をされるとは何というシュールな状況でしょうか。結局1時間半ほど待たされた末に代行バスが手配されることとなり、隣の鳴門線ホームに止まっていたヴォルティスのラッピング車両を横目にバスで徳島へ。
   
徳島駅に到着した時点で既に20時過ぎ。予定より2時間遅れてしまいましたがまずは減ったお腹を徳島ラーメンで満たし、バスでパレパレへ。足跡を残してから徳島駅前のホテルに帰還、次の日に続きます。