四国一周の旅 2日目

露天の朝風呂でリフレッシュしてから特急剣山で行動開始。センバツの開会式をラジオで聴きつつ吉野川を眺めながら、第1試合が始まる直前に終点の阿波池田に到着。
  
阿波池田といえばご存知池田高校、次の列車まで1時間ほどあるので足を伸ばしてみることに。事前にグーグルマップで見た限りではさほど距離もなくすぐ着くだろうと思っていたのですが、実際は校門までの階段がかなりの段数でした。少し息を切らしながら正門前に立ち、遠巻きに記念の撮影。背後には山々が聳え、まさに「やまびこ打線」を彷彿とさせます。
   
駅に戻り、昼食の祖谷そばをいただいてから特急南風で高知へ。3連休の初日ということもあり大変な混雑、当然のように満席のためドア付近に立ちながら風景を眺めることに。大歩危を過ぎて高知県に入り、トンネルに次ぐトンネルを抜けて後免へ。マスコットのごめんえきお君の下にある歌碑の「ごめん」の文字が何回書かれているか確かめる間もなく発車し、10分ほどして終点の高知に到着。陽射しも強く、まさに南国という雰囲気です。
   
駅に着くなり最初に出迎えてくれたのは自動改札機。JR四国ではここと高松にしかない貴重な存在です。残念ながらたびきっぷは手動改札専用のため使用することなく素通り。駅前広場では三志士の歓迎を受けるべきところ、残念ながら武市半平太が補修中のため不在で二志士となっておりました。
  
続いて土佐電鉄の桟橋線に乗り梅の辻で下車。付近を歩いていると真新しい校舎が見えてきました。去年のセンバツで浦学に食い下がり好勝負を演じたこの高校はご存知浜田監督に高木、嘉藤の母校。グラウンドからは運動部員の声も聞こえて気になるところでしたが、あまりうろついて不審者と思われるのも何なのでスローガンばりの全力疾走で退散。ラウンドワン高知に足跡を残し、続いてはりまや橋でお約束通りがっかり。
   
これにて高知駅周辺での目的は完了。桂浜行きのバスに乗り、終点の1つ手前で降りて龍馬記念館へ。龍馬の一生が興味深い資料の数々とともに綴られており、龍馬をはじめ幕末を過ごした人物たちの息遣いを感じて身が引き締まる思いでした。まあ私にとってリョーマといえば池田竜馬のことですけどね!(台無し感溢れる発言)
  
記念館を後にし、桂浜の砂を踏みしめてから本日の宿に到着。夕食は鰹のタタキがお代わりし放題という大盤振る舞いで、つい2度もお代わり。その他の料理も大変美味しくご馳走になりました。すっかり満足したところで就寝、3日目に続きます。