四国一周の旅 3日目〜最終日

この日は6時起き。眠い目をこすりながらバスで高知駅に向かい、猛虎魂溢れる普通車両…ではなく特急しまんとに乗車。ごっくん馬路村で一息ついたところで、突然睡魔の来襲を受けました。何度もウトウトしてしまい危うく中村まで連れて行かれそうになるも、何とか意識を保って窪川で下車。
  
窪川のプラットホームでは私含め皆々がソワソワと何かを待ちわびている様子。そして、ついにやって来ました四国新幹線!北海道よりも先に悲願のデビューを果たしたこの車両、外見はまさにJR四国公式の言うところの「なんだこの列車は!?」ですが、内部はかなりの凝りよう。青系で統一された車内には新幹線や過去の特急の模型が飾られ、特製らしきカーテンも中々の出来。そんな中に垂れ下がっている吊り革が一段とシュールさを増していました。
   
窪川を発車した新幹線は最高85km/hで四万十川の清流に沿って走行。半家を過ぎ、江川崎では海洋堂ホビートレイン、吉野生ではしまんトロッコとすれ違い。この度めでたく三男も生まれ、予土線3兄弟 の今後一層の活躍に期待したいですね。
   
近永でどっと中高生が乗り込んできて1両編成の車内は大混雑のまま、終点の宇和島に到着。新幹線の裏側は牽引の必要があるため↓こんな感じになっていました。
 
宇和島といえば是非見ておきたいUWAJIMA EASTでしたが、行って戻ってくるには時間が無いため断念…。アンパンマン車両の特急宇和海予讃線内子線を疾走、第1回六大学オールスターで訪れた坊っちゃんスタジアムが見えて間もなく松山に到着。バリィさんの歓待を受けました。
    
駅から出て、まずは 4年ぶり となる駅前スタジアム3。この"3"が何か気になるところ、てっきり坊っちゃんスタジアム・マドンナスタジアムに次ぐ3番目の意味かと思いきや、中央林間スポーツセンター・宮西スタジアムに次ぐ3番目というのが正解とのこと。ともかく弐寺を1プレイ、香川・徳島・高知・愛媛と制覇し金メダルをゲット!続いて至近のキスケでQMAを1プレイ。
  
松山-多度津間は踏破済なので、これにて曲がりなりにも四国一周を果たしたことになります。というわけで大手町から高浜線に乗車、有井の母校を通過して終点の高浜まで行き、バスに乗り継いで松山観光港に到着。
  
松山から呉に出ている船はクルーズフェリーとスーパージェットがありますが、料金と時間を天秤にかけて前者を選択することに。四国に別れを告げ、鶴竜が綱取りを大きく引き寄せる大一番をテレビで見たりしながら船に揺られること約2時間、陽も落ちた頃に呉に到着。
   
残念ながら大和ミュージアムは既に閉館時刻を過ぎていたため駅に直行、たびきっぷの範囲外のため18きっぷを取り出し呉線山陽本線と乗り継いで、2日ぶりに大都会に帰還。夜のため瀬戸内海が車窓から見えなかったのが残念ですが、またの機会に瀬戸内マリンビューで再訪したいですね。
 
東口に出てスターダストに足跡を残し、これにて旅の目的はすべて達成。カプセルホテルで一夜を明かし、明くる朝の新幹線で無事帰宅しました。