山陰山陽の旅 2日目

宍道湖を眼下に朝風呂を浴び、朝食をいただいて行動開始。この度めでたく国宝に指定される運びとなった松江城に立ち寄った後、松江しんじ湖温泉に到着。
 
ここから発車する列車は平日は電鉄出雲市行きが大半なところ、休日は出雲大社行きが増えるようで、幸運にも次の列車は急行出雲大社号。ピンクを基調とした塗装に県の観光キャラであるしまねっこが描かれ、車内にも(運賃を払っているかは定かではありませんが)堂々と乗車しております。
  
そして発車。美術館の閉館により駅名が短くなってしまった松江イングリッシュガーデン前駅大館樹海ドーム と並び木造ドームとして名高い出雲もくもくドーム、偉大なる 捕手兼詩人 を輩出した高校などを通過し、出雲大社駅に到着。
  
駅を出てまずは出雲大社とは逆方向に向かい、旧JR大社線の大社駅へ。駅舎やホームは廃線となった当時の状況がそのまま残され、団体客用と思しき改札口の数が往時の威容を偲ばせます。
    
そしてようやく出雲大社へ。今秋の東大旋風を祈願した後、出雲そば出雲ぜんざいでほっと一息。
  
用も済んだところで特急で電鉄出雲市へ。ここからは再びJR、行程の都合で1区間11分のために750円を払い、特急やくもで宍道へ。
  
宍道からは木次線。ついに1両編成のお出ましです。車内は意外にも高校生の集団で混みあうも、途中の駅で少しずつ降りていき、私と外国人観光客のカップルとで木次に到着。木次での待ち時間は30分、その間に成城石井などでもよく見かける木次牛乳を入手!と思いきや駅周辺で売られている様子はありませんでした…残念。仕方無く列車に戻り、奥出雲おろち号のトロッコ車両を見届けてから再出発。
   
備後落合行きの列車に乗っていたのは私含め4人も、出雲八代出雲三成亀嵩で1人ずつ降り、以後は私と運転手との2人旅。出雲坂根からは三段スイッチバックで高度を稼ぎ、JR西日本の駅の中で最も標高の高い三井野原へ。出雲坂根では遥か上空に見えた三井野大橋を最後には眼下に見下ろすシチュエーションはこの路線最大のハイライトでした。そして下りに入り、備後落合に到着。
   
備後落合からは芸備線。引き続きの2人旅も備後庄原で5人が乗り込んできたことで終わりを告げ、福塩線との接続駅である塩町も過ぎて三次に到着。備後落合までは燻っていた空模様もこの辺りでは一転晴れ模様、広島行きに乗り換えてしばらくも車窓からの景色を楽しんでいたものの、志和口での対向列車の待ち合わせの間についに日没。以後は読書に切り替えました。
   
広島に到着し、何はともあれ駅前のギガゾーンで広島行脚。そしてホテルにチェックイン、最終日に続きます。