大学代表vs高校代表の壮行試合のために 1年ぶり となる甲子園へ。指定席の場所に着いてみると予想外の良席で、シートノックの手伝いをしている黒岩の姿も間近で観ることができました。まさに大抜擢と言えるアシスタントコーチへの選出ですが、貴重な経験を持って帰り、今後の野球人生に大いに活かしてほしいですね。
 

そしてオープニングセレモニーの後試合開始。高校代表の先発は優勝投手の小笠原も、初回佐藤北村の連打で1・3塁とすると、横尾の犠飛、さらに谷田のライト前タイムリーで2点を先制します。
大学代表の先発は田中。高校生相手でも手加減は無用とばかり、先頭のオコエに対し153,152,153で三球三振、次の篠原にも最速154で空振り三振!球場が一気にどよめきますが、続く平沢は上手く合わせライト前に運ぶと、なんと谷田が後逸…。既視感溢れるプレイで平沢は3塁に進み打席には清宮、このチャンスに148のストレートをセンター前タイムリー!NPB選抜が手も足も出なかった田中から見事得点を挙げます。田中は2回は2奪三振三者凡退も、3回舩曳オコエに連打を浴びると、ここで善波監督が動き澤田に交代。澤田は後続を断つも、清宮はよく見て四球を選び非凡なところを見せつけました。
序盤は予想以上に高校選抜が喰らいつき球場を盛り上げるも、中盤以降は大学代表がその本領を発揮し、吉田尚の2打席連続ホームランなどで着実にリードを広げる展開。8回表に投げた森下からはノーアウトで3点を奪い、イニング途中での降板が危惧されるも、何とか持ちこたえて回を投げ切りました。
大学代表のリードは8点となったところで、その裏は高橋が登板。アンダースローに初見でついていくのは難しいだろうと思いきや、先頭の平沢がショートへの内野安打、さらに送球が逸れ2塁に進むと、清宮の送りゴロで1死3塁。宇草は浅い右飛も、続く勝俣の一ゴロを横尾が弾き、平沢還って1点を返します。9回は互いに無得点で試合終了、大学代表が地力の差を見せつけた結果になったものの、大学代表の4エラーに対し高校代表はノーエラー、杉崎の好プレーなど随所に光るところを見せてくれた試合でした。



試合終了後は大阪に戻りサンライズに乗車。アラームを6時にかけて眠りに就き、起きてみればそこはもう神奈川県内…と思いきや電車は動いておらず、しかも見憶えの無い場所で停まっている様子。恐る恐るGPSで位置確認すると鷲津駅が示され愕然、その後動き出し掛川で新幹線に乗り換える選択肢も示されたものの、腹をくくって二度寝することに。結局4時間遅れで横浜に到着、特急料金の払い戻しを受けそのまま職場に向かいました。