四冠を目指す早稲田の初戦の相手は愛知大。先発の中日育成1位中川に対し初回重信・茂木の内野安打で1死1・3塁のチャンスも、丸子二飛石井三振で無得点。先制のチャンスを逃すと、大竹がシュアな打撃の愛知大打線相手にピンチの連続。4回は四球とヒットで1死1・3塁も、小飛球となったスクイズを道端が飛び込みキャッチ、飛び出した走者を刺して併殺。5回は2死2塁から竹中の一ゴロを丸子が横に弾き、カバーした河原も後ろに逸らしかけたものの、走者は3塁止まり。次打者を二飛に打ち取って切り抜けます。
早稲田打線は2回以降落ち着いた中川の前に点が入る雰囲気が無く、7回の攻撃もあっという間に2アウト。このままタイブレーク突入の可能性がちらつき始めたところで、大竹の3塁線への絶妙なセーフティバントが試合の流れを変えます。重信四球・河原レフト前で満塁となり、打席には茂木。その初球を振り抜いた打球は左中間を深々と破る走者一掃の先制タイムリー!3点の援護を受けた大竹は最後まで投げきり5安打完封。しんどい戦いを制し、準決勝進出を決めました。


ここで神宮を離脱して日比谷へ。現在の日比谷公会堂で行われる最後の淡青祭、今回も楽しい3時間半でした。運動会の戦績紹介、そして勝利の拍手の場面で、今年の2勝の重みを改めて実感した次第。浜田体制4年目となる来年はそれ以上の結果を残し、新会場での六旗・淡青祭を盛り上げていきたいですね!