旗は半旗、試合前には黙祷。被害に遭われた方々が一日も早く平常を取り戻せることをお祈りします。
先発は宮台と柳の神奈川対決。宮台は先週の完投から1週間後の登板、前回ほど三振は奪えずも順調な立ち上がりを見せ、最初の一巡を無安打に抑えます。2回り目に入った4回、逢澤に内野安打、牛島四球で1死1・2塁も富岡の痛烈なピッチャー返しに反応してキャッチ、飛び出した走者を刺してゲッツー！柳に一歩も引かない好投を見せます。
しかし後半に入り、明治の打線が宮台の体力をじわじわと削りにかかります。6回先頭の坂田が一塁線にセーフティ、田口が慌てて処理も送球が逸れ坂田は2塁へ、渡辺送って1死3塁も、加勢遊飛・逢澤三振！7回は2死から佐野恵吉田大の連打で1・2塁も、柳を中飛。そして8回は1死から渡辺東原の連打、逢澤四球で満塁も、牛島を三振、河野一邪飛！！三度ピンチを脱出します。
8回まで柳の前に楠田のヒット1本に抑えられていた打線は9回、先頭の桐生があと少しでホームランというフェンス直撃の2ベース！宇佐美がバントを決め1死3塁となったところで、お馴染みの作戦タイム、そして山本克に代えて下雅意を代打に起用。そしてその初球、採った作戦は…スクイズ！咄嗟に外した柳に対して体勢を崩しながらも当てたところまでは良かったのですが、そのボールは無情にも前方への小フライ…。ホームベース手前まで来ていた桐生戻れずゲッツー、無得点。
ともかくも延長で仕切りなおすべくその裏も宮台続投も、先頭の佐野恵に左中間を破られ、吉田大に送られ1死3塁。表と同じ状況で迎えるは柳、採った作戦は…スクイズ。お手本のように三塁線に見事決められ、2週続けての0-1サヨナラ負けとなりました。
東大 - 明大 1回戦 T 000 000 000 0 M 000 000 001X 1 T ●宮台 M ○柳
50安打への道
楠田（3年） 本日 1安打 → 通算 20安打
桐生（4年） 本日 1安打 → 通算 2安打
100奪三振への道
続いて第2試合のH-R。依然選手起用の模索が続く法政は玉熊が先発復帰、一方立教の先発は主将となった澤田圭。法政は初回、先頭の大西千がヒットで出塁、すかさず盗塁も、初スタメンマスクの高田が好送球でアウト！しかしその後走者を再び溜め、金子凌がレフトにタイムリーを放ち先制します。法政はその後3回・4回とヒットを放つものの追加点が奪えずにいると、立教は4回裏、1死1塁から田中和が左中間を深々と破るタイムリー3ベース、さらに飯迫が叩きつけて前進守備の内野を越すレフト前タイムリーで逆転に成功。さらに6回には高田がスクイズを決め突き放します。
そのまま立教2点リードで試合は最終回へ。澤田が完投を賭けてマウンドに上るも、柴田2ベースから金子凌タイムリーで1点差。続く小林はセカンドへのゴロ、4-6-3と渡ってゲッツー…かと思いきや両方ともセーフ。その後1死2・3塁となり、清水二がセンター前タイムリー！2者が還り、法政が土壇場で逆転に成功します。
しかしこの回の攻撃で熊谷に代打が送られており、裏のマウンドには上條。慶應戦では1人結果を残しており妥当な起用かと思いましたが、先頭高田のゴロが内野安打となると、大東四球で1死1・2塁。そして佐藤拓の打席で暴投、中村浩がボールを見失っている間に代走二角が一気に生還して同点、さらに1死3塁と一転サヨナラ寸前の状況になります。佐藤拓は歩かせ1・3塁、右打者が続く場面で上條を諦め谷川に交代も、熊谷を歩かせ満塁となり、佐藤竜に対してもフルカウントから高く外れて四球、押し出し。呆気無いサヨナラで立教が先勝しました。
試合後は六本木へ。先の試合が想定外に縺れましたがギリギリでトーキョーグリモワールの発表会に間に合いました。稼動日も明かされたということで、そろそろ新しいCNを考えないといけないのですが、例によって野球全一の方ならすぐ分かるであろう野球選手の名前になるかと思います。
