14年ぶりの勝ち点を賭けた第3戦。初の同一カード2回目の先発マウンドに上がった宮台でしたが、越智河野佐野恵荒木とスタメンを大きく入れ替えてきた明治打線に3回で6安打を浴び、各イニング1点ずつ失い降板。打ち合わせを終え駆けつけた時には既に有坂に代わっていました。
昨日の勝ち投手から連投となる有坂でしたが、5回に2失点、そして連日の3イニング目となる6回には疲れの色が隠せず、無死満塁とされ河野四球で押し出し・逢澤タイムリー2ベースで、回の途中でKO。3番手は竹中も、牛島の犠飛と佐野恵のタイムリーで有坂の出した走者をすべて返してしまい点差は10点に。
明治投手陣の前に7回まで2安打に抑えられていた打線でしたが、8回に入り2イニング目の川口から桐生四球、代打岩田打撃妨害で無死1・2塁。このチャンスに山田がライトスタンド最前列に落ちる3ラン!今季ここまで度々跳ね返されていたフェンスを越え、一矢を報います。
その裏竹中が続投も、先頭太田に被弾。さらに連続四球、佐野恵のヒットで無死満塁とされ降板、4番手は出田。大変な場面での今季初登板でしたが、吉田有の犠飛による1失点に留め、再びの10点差は回避。最終回の攻撃に望みを託しますが、2死から星を投入してくる念の入れようの前に三者凡退で試合終了。勝ち点奪取は次回にお預けとなりました。
東大 - 明大 3回戦 T 000 000 030 3 M 111 025 02X 12 T ●宮台-有坂-竹中-出田 M ○柳-水野-川口-齊藤-高橋-星
50安打への道
桐生(4年) 本日 1安打 → 通算 4安打
山田(3年) 本日 1安打 (1HR) → 通算 19安打 (3HR)
楠田(3年) 本日 1安打 → 通算 22安打
100奪三振への道
宮台(3年) 本日 1奪三振 → 通算 55奪三振
有坂(2年) 本日 3奪三振 → 通算 9奪三振
竹中(2年) 本日 2奪三振 → 通算 5奪三振
出田(4年) 本日 1奪三振 → 通算 8奪三振
出田は1死満塁の場面で加勢をフルカウントから見逃し三振、1年秋以来の奪三振。
そして山田の3季連続3本目のホームランで表を更新。グラウンド拡張後では有井を抜いてトップに躍り出ました。
入学 | 勝利投手 | ホームラン | |
1985年 | なし | なし | |
1986年 | なし | 石井(1) 斎藤(1) | |
1987年 | なし | 青野(2) 小林実(1) | |
1988年 | なし | 吉江(1) | |
1989年 | 今西(1) | 礒根(2) | |
1990年 | 松本(2) | 肥田(2) 古川(1) | |
1991年 | 尾崎(3) 黒川(2) | 濤岡(4) 北村(3) 石田(2) 片山(1) | |
1992年 | 高橋(7) 佐治(1) | 沢田(3) 間宮(2) | |
1993年 | なし | 小原(3) 大山(1) | |
1994年 | 岡(1) 林(1) | 丸山(3) 村田(2) 濱田(1) 佐藤(1) | |
1995年 | 氏家(3) | なし | |
1996年 | 遠藤(8) | 須貝(2) 伊藤(1) 仲戸川(1) | |
1997年 | 井上(1) | 酒井(1) 武藤(1) | |
1998年 | 児矢野(1) | 児玉(5) 山口(1) | |
1999年 | 浅岡(2) | なし | |
2000年 | なし | 河原(1) | |
2001年 | 松家(3) | 木曽(3) 杉岡(2) | |
2002年 | 木村(2) 松岡(1) | 北野(1) | |
2003年 | 升岡(1) | 升岡(1) 富田(1) | |
2004年 | 楠井(1) 重信(1) | なし | |
2005年 | なし | 大坪(1) | |
2006年 | 鈴木(2) | 高橋(1) 鈴木(1) | |
2007年 | なし | 鬼原(1) | |
2008年 | なし | 岩崎(1) 田中(1) | |
2009年 | なし | 舘(1) | |
2010年 | 鈴木(1) | なし | |
2011年 | なし | 有井(2) | |
2012年 | なし | 白砂(1) | |
2013年(現4年) | 現時点でなし | 山本克(1) 喜入(1) | |
2014年(現3年) | 柴田(1) 宮台(1) | 山田(3) 田口(1) | |
2015年(現2年) | 有坂(1) | 竹中(1) | |
2016年(現1年) | 現時点でなし | 現時点でなし |