Y157をちょいと覗いてから神宮へ。早稲田の先発は予想通りの竹内に対し、慶應の先発は1年生の高橋佑!加藤拓に次ぐ2番手が確立出来ない状況での大抜擢に、初回2死2・3塁のピンチも八木を空振り三振に仕留め切り抜けると、3回自らのバント悪送球で招いた1死2・3塁も立花一飛石井見逃し三振、4回は1死3塁も吉見のスクイズを高く上げさせ捕飛、中澤も左邪飛。早稲田の拙攻にも助けられ無失点で切り抜けると、打線はその裏、山本瑛がチーム初ヒットで出塁し、岩見がレフトスタンドに高々と先制2ラン!擦った当たりに見えましたが、力で持って行きました。
打線の援護を受け、高橋佑はここを抑えれば勝ち投手の権利が得られるという5回。先頭の竹内を打ち取るも、続く木田をレフト前で出すと、真鍋のレフトへのライナーを岩見追うも捕れず転倒…タイムリー2ベースとなり1点を返され、さらに立花がライトに同点タイムリー。初先発ながら堂々としたピッチングでしたが、ここでマウンドを降ります。
後を受けた2番手は清水洋。この回は後を抑えたものの、続投した6回先頭の吉見に四球、中澤に送りバントという大仕事を決められると、竹内には右中間を真っ二つに破るタイムリー。さらに四球で3番手の小原大にスイッチも、四球で満塁からの併殺崩れと石井タイムリーで、早稲田はこの回3点を勝ち越し。9回には連続四球から吉見のポップフライが野手の中間に落ちる2点タイムリーで追加点が入り、中澤に打席が回るも、吉見盗塁失敗で途中終了。名誉挽回は次の機会に持ち越しとなりました。
自らのバットで勝ち越し打を叩きだした竹内はその後も安定した投球を続け、9回山本瑛に被弾も、最後は代打郡司を遊ゴロに打ち取り3失点で初完投勝利。1勝1敗のタイとなり、慶應の休講と立教の2位が決まりました。