東海地方の旅 2日目

快速みえに乗ってこの日の行程開始。2両編成のため車内はかなりの混雑が続き、多気を過ぎてようやく空いてきてから赤福の包みを開封参宮線に乗って食べる赤福は一段と乙なものでした。
   
鳥羽からは近鉄志摩線に乗り換え、終点の賢島に到着。先日までサミットが行われていた場所で、島内にはレジャー施設もあるため賑やかな雰囲気を想像していたのですが、期待に反して駅付近は閑静な様子…。とりあえず目を挟んでピースする例のポーズをとった後、船着場付近の店でお土産を購入して駅に帰還。
  
賢島からの帰りは伊勢志摩ライナー、鳥羽を通り過ぎ松阪に到着。松阪といえばまずは竹内、次いで松阪牛が思い浮かぶところですが、駅前に営業中の店を見つけて早速入店。奮発して選んだ3,600円の特上牛丼は肉がすき焼きのような重厚さ、卵ともよく絡み合い絶品でした。
   
駅に戻り、ここからは再びJR。名匠戦、ではなく名松線の1両編成に乗り、伊勢平野の中を家城へ。この辺りは長閑な雰囲気で、並行する雲出川も穏やかな流れです。
  
しかし家城で10分ほどの待ち時間の後に再発車すると、程なく風景は山岳地帯に早変わり。雲出川もごつい岩ばかりになり、以前訪れた わたらせ渓谷鐵道大井川鐡道 を彷彿とさせます。長らく不通が続いていたこの区間もこの春ついに復活して乗りに来れたことに感謝しつつ、終点の伊勢奥津に到着。いかにも秘境の終着駅という風情ですが、実はここも県庁所在地である津市の一部。四日市市に人口で張り合わんとする大合併の威力を見せつけられました。
  
松阪に戻ってきたときには既に日も暮れており、あとは帰途へ。亀山を経由して南四日市で下車、YAZで三重行脚の足跡を残してから名古屋に帰還。あんかけスパで打ち上げ、最終日に続きます。