J1の神奈川ダービーや選手権準決勝や巨人3軍vs警視庁など観たい試合が目白押しの日でしたが、野球国際試合120周年を記念してYC&ACで開催された Field of Dreams 2016 に行ってきました。歩き慣れた坂を上り現地に到着すると、敷地内には立派なクラブハウスやグラウンド。何気なく通り過ぎていたすぐそばにこんな素敵な場所があったんだなぁと感銘を受けました。
 

程なく12時になりセレモニー。来賓の方々の祝辞、午前中に行われていた少年野球大会の表彰を経て、メインイベントの1つである東大OBvsYC&ACのリマッチが開始。東大スタメンの多くは私が話にしか聞いたことのない方々でしたが、そんな中で現役時代を観た須貝(敬称略、以下同様)や現在リーグ戦で審判を務めている前田も名を連ねていました。試合は初回東大が浅妻のレフト前タイムリーで先制も、2回に東大先発の篠原が先頭から5連打を喰らい、エラーもあり3失点で逆転を許してしまいます。
それでも4回に篠原の三ゴロの間に1点を返し追い上げると、その裏から石上が登板。今もゴールドジムベースボールクラブでプレーを続けているだけあって2イニングをノーヒットに抑えると、打線は6回、大内死球・藤本ライト前で無死1・2塁。このチャンスに打順が回ってきた石上に代わり、何と石上父が代打で登場!…も腹に死球。無死満塁とチャンスが広がるも、後続倒れ追いつけず。
その裏に登板した白砂が1点を失い、2点ビハインドで迎えた最終回の攻撃。1死から走者を溜め満塁とすると、押し出しで1点、白砂は一ゴロ本塁封殺で2死となるも、須貝押し出しで同点に追いつき、続く本多がセンターに勝ち越しタイムリー!さらに石田の三ゴロがエラーを誘い、この回4点を挙げ逆転に成功します。
その裏も白砂が続投も、2死を取った時点でついに井手監督がマウンドに登場。始球式 とは違いユニフォーム姿で本気の投球、タイムリーで1点を失ったものの最後は遊ゴロで試合終了!接戦を辛くも制し、東大OBに軍配が上がりました。
  


続いての第2試合は横浜商OBvsYC&AC。序盤はY校の守備が乱れ、初回に4点、2回にも5点を失い一方的な展開になりかけるも、4回のY校攻撃前に「打てなかったから会費倍」と檄が飛ぶとたちまち打線に火が点き7得点。5回にも4点を挙げ逆転に成功します。
その後6回に追いつかれたものの、最終回に打線が再点火。一挙5点を勝ち越すと、その裏は3人で締めて試合終了。16-11と派手に打ち合った試合はY校が制しました。