今年で5回目を数える六大学オールスター、今回の舞台は新発田。通常の時期であれば週末パス一択であるところ、生憎お盆の期間と重なったため使用できず。悩んだ末に横浜市内→大宮と米沢→赤湯の切符を用意して挑むことにしました。無事起床、京浜東北線で寝過ごすこともなく東京駅に着き、山形新幹線に乗り換え。家を出た時から降っていた雨は関東を脱出してもなお降り続いていましたが、ようやく郡山を出た頃に止むと、左手には見事な虹が!ここ数年見ていないレベルの鮮やかさで、車内で寝ずにいた甲斐があったというものです。福島からは東北新幹線に別れを告げ、そして赤湯に到着。
  

赤湯からはフラワー長井線に乗り換え。桜の季節ではないため配色的にはやや地味ですが、左沢線 を思わせる田園風景を進み、終点の荒砥に到着。
  
折り返しの時間まで30分強あるものの、荒砥の中心街は駅から離れた場所にあるらしく、駅周辺でやっていそうな店は特に無し。というわけで駅構内の資料館を眺めた後、赤湯で購入していた牛肉どまん中(カレー味)をいただくことに。カレー味とは言っても牛丼屋のようにカレールーが乗っているのではなく、牛肉にカレー粉で風味を付けたものですが、肉の味が損なわれていることもなく絶妙でした。
 

そして上りの列車に乗り、今度は途中の今泉で下車。今泉と言えば宮脇俊三氏が玉音放送を聴いた地として有名ですが、その気分に浸る間もなく、真新しいE120系と年季の入った110系のコントラストが際立つ米坂線に乗り換え。県境を越えるまでは岩がちだった川も荒川と合流してからその幅を増し、終点の坂町へ。
  

坂町で新潟行きの電車に乗り換えようとすると、やって来たのは最新鋭のE129系。ついにここもLEDによる行先表示に対応したという内房線209系導入以来の感動に打ち震えつつ、ようやく新発田に到着。
  

新発田と言えば有坂父の甲子園出場を阻んだ新発田農業が真っ先に思い出されるところですが、時間の都合上訪問は断念。赤谷線…ではなくシャトルバスに乗り、今回のオールスターの舞台である五十公野公園野球場に到着しました!