オールスターゲーム in 新発田

場内に入ったときには打撃練習中。両翼98m、中堅122mと神宮よりも大きい立派なグラウンドですが、観客席には一切屋根が無く、照りつける日射しをもろに受ける形に。帽子と傘で耐えているうちに14時半になり、開会式セレモニーが開始。まずは連絡協議会の皆様によるよさこい踊り、選手入場ののち市長挨拶・花束贈呈を経て、ようやく試合開始。
 

藤塚浜オーシャンズ(明慶早)の先発は吉野。新潟勢として晴れのマウンドに上り、まずは2アウトを取るも、佐藤拓金子の連打で走者を溜め、続く田口がライトに先制タイムリー!鎌倉との日本文理対決は中飛に打ち取り1点で留めるも、3回に大西のレフトへの打球を岩見が頭を越され、返球にも手間取るうちに3塁まで進まれると、佐藤拓の犠飛でもう1点。3回を投げて2失点という結果でした。
一方の二王子マウンテンズ(立法東)の先発は田村。こちらも初回に岩見のタイムリーで1点を失いますが、2回は無失点に抑えて降板。以後両チームとも1イニングごとの継投に入り、二王子の2番手は谷川。四国枠で選出された 昨年 に続き今年も代替選手として出場、2死から走者を溜めるも無失点。そして3番手は山本俊!肘痛から復帰しての代替出場、ブルペンでは散らかり気味に見えた球もマウンドでは安定して牛島立花をそれぞれ1球で仕留めるも、渡辺八木に連打を浴び1・3塁。しかし山口を一ゴロに仕留め、役目をしっかり果たしました。
追加点の欲しい二王子は4回、藤塚浜2番手の竹内から先頭田口がライト前!続く喜入はいい当たりながらサード正面のライナーに倒れるも、山本克がライト前で1死1・2塁。絶好のチャンスを作るも、続く熊谷敬が5-4-3…。二王子1点リードのまま5回が終わり、試合は後半へ。
そして迎えた6回裏。二王子の投手は5番手長谷川も、先頭木田にヒットを許すと暴投送りゴロで1死3塁。続く立花は遊ゴロ、山田がしっかり捌いてホームで刺しピンチを脱したかと思いきや、四球ヒットで満塁、そして山口がライト前に落ちる逆転の2点タイムリー。勝ち越した藤塚浜は直後の7回に5番手星を投入、先頭の山田を152で空振り三振に打ち取ると、川口は150で二ゴロ、そして大西に対しては初球153からの151で二ゴロ!圧巻のピッチングを見せつけます。
このまま藤塚浜が逃げ切るかと思われた8回、藤塚浜の6番手は高橋。しかし先頭田中が四球で出ると、続く楠田はショート正面のゴロで併殺…と思いきや1塁への送球が逸れて命拾いすると、金子佐藤竜の連打で満塁。続く森川がライトに犠飛を放ち同点に追いつきます。
追いついた直後の二王子の守りは7番手熊谷拓がしっかり抑えるも、9回表を加藤が3人で抑えて二王子の勝ちは消滅。その裏も熊谷拓が続投、先頭山口のレフトへの飛球を楠田よく走りキャッチ、重田センター前も吉田のレフトへの飛球をまたも楠田よく走りキャッチ。最後は佐野を右飛に仕留め試合終了、両チーム譲らず 草薙 以来の引き分けに終わりました。

賞品として用意されていた雑煮は引き分けのため両チームで分け合い、そして記念撮影まで見届けたところで球場を離脱。シャトルバスで新発田駅に戻り、520円を足してきらきらうえつで新潟へ。
  


新潟に着いてまずは笹口で新潟行脚の足跡を残し、駅に戻ってぽんしゅ館へ。越後湯沢 では断念していた利き酒を楽しみ、爆弾おにぎりを包んでもらってから帰りの上越新幹線に乗車。酒と米を存分に堪能して帰宅しました。