ようやく始まった秋季リーグ戦ですが、日米大学野球以降ノースローの宮台は開幕に間に合わずベンチスタート。開幕投手は有坂、また小林・濱崎・山下大の1年生を含む9人の投手をベンチ入りさせて臨みました。大役を任された有坂は初回逢澤河野を連続三振、萩原を左飛に仕留め順調な立ち上がりを見せると、直後の2回表に先頭田口が左中間フェンス直撃の2ベース!暴投も絡み1死2・3塁とすると、水島の叩きつけたサードへのゴロが内野安打となり柳から先制点を奪います。
しかしその裏、佐野恵牛島の連打で即座に追いつかれると、野手転向した川口にも繋がれ、吉田大の犠飛で逆転…。さらに2死から渡辺のタイムリーで、この回3点を奪われます。3回には河野に被弾、4回は0に抑えたものの、4回4失点で降板。2番手は柴田も、佐野恵・吉田大のタイムリーで2点を失い、2イニング目の6回に2死満塁とされたところで降板。牛島の打席で三木がリリーフ、見事三球三振に打ち取り追加点を阻止します。
すると直後の7回表、田口がライトに高々とホームラン!グラウンド拡張後は初となる逆方向への柵越え弾で反撃も、回跨ぎの三木が小林恵にタイムリーを浴び失点。ここで濱崎が1年生の先陣を切って登板、最速134km/hで河野にタイムリーを浴びるも回を投げきりました。8回は竹中、立ち上がりが悪く牛島にタイムリーを浴びなお1死1・3塁も後続を断ち、2ケタ失点はギリギリのところで免れたものの、明治打線に18安打を浴びせられ黒星スタートとなりました。
東大 - 明大 1回戦 T 010 000 100 2 M 031 020 21X 9 T ●有坂-柴田-三木-濱崎-竹中 M ○柳-齊藤-伊勢
50安打への道
下雅意(4年) 本日 1安打 → 通算 4安打
田口(3年) 本日 2安打 (1HR) → 通算 16安打 (2HR)
水島(3年) 本日 3安打 → 通算 6安打
水島が猛打賞。春季ベストナインの桐生を退けてスタメンに抜擢された期待に見事応えました。
100奪三振への道
有坂(2年) 本日 2奪三振 → 通算 14奪三振
三木(4年) 本日 1奪三振 → 通算 21奪三振
竹中(2年) 本日 1奪三振 → 通算 6奪三振
入学 | 勝利投手 | ホームラン | |
1985年 | なし | なし | |
1986年 | なし | 石井(1) 斎藤(1) | |
1987年 | なし | 青野(2) 小林実(1) | |
1988年 | なし | 吉江(1) | |
1989年 | 今西(1) | 礒根(2) | |
1990年 | 松本(2) | 肥田(2) 古川(1) | |
1991年 | 尾崎(3) 黒川(2) | 濤岡(4) 北村(3) 石田(2) 片山(1) | |
1992年 | 高橋(7) 佐治(1) | 沢田(3) 間宮(2) | |
1993年 | なし | 小原(3) 大山(1) | |
1994年 | 岡(1) 林(1) | 丸山(3) 村田(2) 濱田(1) 佐藤(1) | |
1995年 | 氏家(3) | なし | |
1996年 | 遠藤(8) | 須貝(2) 伊藤(1) 仲戸川(1) | |
1997年 | 井上(1) | 酒井(1) 武藤(1) | |
1998年 | 児矢野(1) | 児玉(5) 山口(1) | |
1999年 | 浅岡(2) | なし | |
2000年 | なし | 河原(1) | |
2001年 | 松家(3) | 木曽(3) 杉岡(2) | |
2002年 | 木村(2) 松岡(1) | 北野(1) | |
2003年 | 升岡(1) | 升岡(1) 富田(1) | |
2004年 | 楠井(1) 重信(1) | なし | |
2005年 | なし | 大坪(1) | |
2006年 | 鈴木(2) | 高橋(1) 鈴木(1) | |
2007年 | なし | 鬼原(1) | |
2008年 | なし | 岩崎(1) 田中(1) | |
2009年 | なし | 舘(1) | |
2010年 | 鈴木(1) | なし | |
2011年 | なし | 有井(2) | |
2012年 | なし | 白砂(1) | |
2013年(現4年) | 現時点でなし | 山本克(1) 喜入(1) | |
2014年(現3年) | 宮台(3) 柴田(1) | 山田(3) 田口(2) | |
2015年(現2年) | 有坂(1) | 竹中(1) | |
2016年(現1年) | 現時点でなし | 現時点でなし |
続いて第2試合のW-H、先発は竹内と菅野。早稲田は初回石井のタイムリーで先制も、法政は2回中山がレフト中段に特大の逆転2ラン!石井の2ランで再逆転された直後の5回にはまたも中山が左中間を破る2点タイムリー、さらに菅野タイムリーと犠飛で4点を挙げ主導権を握ります。
しかし追う早稲田も7回、疲れの見えた菅野を攻め、宇都口のリーグ戦初安打となるタイムリー、さらに押し出しで1点差に迫り、菅野はこの回限りで降板。8回からは2番手河野、玉熊不在で熊谷が先発に回った状況で窮余の策に見えましたが、予想を良い意味で裏切り三者連続三振!9回も続投、四球で走者を出すも後続を断ち逃げ切り。法政が先勝しました。