天気予報が険しい状況ながら第1試合のK-M、先発は加藤拓と柳。初回慶應は河合が四球で出るも、柳の牽制に3度目で引っかかり憤死。無得点に終わると、その裏明治は四球ヒット死球で1死満塁とし、牛島がライトに犠飛を放って先制。2回には吉田大が右中間を破り、好走塁で3塁を陥れると、今度は柳がセンターに犠飛を放って加点します。
柳は4回まで慶應打線をノーヒットに抑えるも、5回先頭の山本瑛がライト線に2ベース、さらに暴投で無死3塁。しかしこのピンチも投ゴロ二ゴロ三振で切り抜けると、その裏2死2塁から佐野恵のライト前タイムリーで追加点。
その後も柳は快調なピッチングを続け、明治3点リードのまま最終回へ。しかし8回途中から本降りになった雨が一層強さを増し、ぬかるんだマウンドでコントロール定まらず死球四球で無死1・2塁。ここでついに中断、シートが被せられるも雨が止む気配は無く、30分ほど待ってついに審判が登場、コールドのアナウンス…と思いきやまさかの試合続行!急ピッチでグラウンド整備が行われ試合再開も柳そのまま続投、肩が冷えた状態でピンチを迎える不安もありましたがそれを吹き飛ばすように沓掛河合を連続三振、最後は重田を二ゴロで試合終了!柳はリーグ戦通算20勝を圧巻の1安打13奪三振完封で飾りました。



試合後にはネクストバッターズサークルのマットが取り替えられ、第2試合のW-Rもやる意志を見せていたものの、降りしきる雨には勝てず試合前に中止が決定。保土ヶ谷の第2試合もほぼ時を同じくしてノーゲームが決まっていたようで、天を恨みながらすごすごと帰途に就きました。