この日の第1試合はオリックスvs中国代表。オリックスの先発はドラ1の山岡、京セラといえば昨秋の日本選手権でヤマハ打線に粉砕された苦い思い出のある地でしたが、この日は最初の8人を連続斬り!9人目の杜暁磊にストレートの四球を与え、陸振洪にヒットを浴びるも後続を断ち、結果3イニングを1安打4奪三振。不安を見事払拭します。打線も中国の先発、MLB通算82勝のブルース・チェンに対して初回1死から西野が左中間を破る3ベースで出ると、中島三振もロメロが三塁線を破って先制。2回には大城のセンター前2ベースから2死1・3塁のチャンスを作り、まんまと重盗を決めて大城が生還。3回にはロメロがレフトに2ランを放ち、効果的に加点します。
その後は中国の小刻みな継投の前に追加点が奪えず、山岡降板後の2番手コークが5回に孟偉強のタイムリーと内野ゴロで2点を返されるなど膠着した状況が続きましたが、8回ようやく若月がタイムリーを放ちダメ押し。8回から登板の3番手黒木が最速148km/h、2イニングを無失点に抑えてオリックスが逃げ切りました。



次の試合までしばらく間が空くため、まずは駅前のイオンモールで大阪行脚の足跡を残した後、大和路線学研都市線と大回りしてドームに帰還。
   



続く第2試合は阪神vsオーストラリア代表。オーストラリアのスタメンは4番デニング先発ブラックリーの元NPB組に加え、昨年のハーレム大会にも出場したメンバーが勢揃い。一方阪神の先発は能見、初回ヒューズに2ベースを浴びるもデニングを三振に仕留め切り抜けると、打線は2回上本が三塁線を破る2ベースで出塁の後、ドラ1大山がレフトオーバーの先制タイムリー2ベース!3回は初回好守を見せた鳥谷がレフト前で出塁するとすかさず盗塁、走攻守とも未だ健在なことをを見せつけ、続く原口のタイムリーを呼び込みます。4回にはまたも大山のヒットで1死1・3塁のチャンスに坂本がタイムリーを放ち、リードは3点に。
このリードを青柳→島本→松田→高橋の継投で保ち、そして9回は藤川。衰えは隠せずとはいえ嘗ての守護神、歓声で迎えられると、ニルソン三振、デニング三飛、ケネリー中飛の3人斬りで試合終了。完封リレーで昨日のvs日本代表に続く白星を挙げました。