まず第1試合は西武vsキューバ代表。西武の先発は野上、初回2死からセペダにレフト前ヒットを許し満塁のピンチを招くも、ベニテスを見逃し三振に仕留め何とか無失点。その裏1死満塁のチャンスも、森三振木村一ゴロで無得点。譲り合いで始まった試合でしたが、2回に西武は1死3塁とすると、源田が右中間を破る先制タイムリー!さらに2死1・3塁から二盗の送球が逸れる間に源田が還り、2点を先制します。源田の活躍は留まるところを知らず、直後の2死2・3塁のピンチでグラシアルのセンター返しに追いつきアウト!抜けていれば同点の危機を救い、レギュラー獲りを大いにアピールします。
しかしキューバの投手陣が悉くピリッとせず、それに付け込み4回浅村・木村のタイムリーで3点を追加したものの、森が死球を受けて退くなど不穏な展開。5回終了時で既に2時間10分が経過し、今後の展開が思いやられていたところで、6回から西武は田村が登板。昨年までと同様テンポ良く投げ込み、ベニテス中飛、モレホン右飛、メサを146km/hで空振り三振!開幕一軍の希望を繋げる見事な三人斬りでした。
 

これに触発されたか試合のテンポも多少良くなり、7・8回は小石、9回は増田が抑えて試合終了。完封リレーでキューバを下しました。



試合の合間に今度は近鉄大阪線橿原線奈良線乗りつぶし。途中で高田商の前を通りがかり、小さくですがセンバツ出場の看板を写真に収めることができました。
 



そしてドームに戻り、いよいよオリックスvs日本代表の試合開始。オリックスの先発は金子、先頭の山田にセンター前を浴びるも菊池のバントを打ち上げさせ、青木三振筒香一ゴロで無失点。順調な調整を見せつけます。一方日本代表の先発は藤浪、初っ端から150超を連発も悉く外れて先頭の西野に四球。続く安達の打席で盗塁を許すと、安達のバントを処理した藤浪が横に大きく外れる悪送球…。一人相撲で先制を許すと、吉田正にレフト前タイムリー浴び2失点目。さらにロメロレフト前・小谷野四球で1死満塁、久しぶりの地上波中継でオリックスの強さをお茶の間に見せつける絶好の機会を迎えましたが、伊藤が4-6-3に倒れ2点止まり。
一昨日メッセンジャー3回岩貞3回と容赦無い継投を行った阪神とは対照的に、オリックスは金子は初回で御役御免、2回からは近藤にスイッチ。しかしその代わり端、中田坂本の連打で走者を溜めると、ポンタキラー鈴木がレフトに3ラン…。立ちどころに逆転を許すも、以降は立ち直り、西野安達の堅い二遊間もよく盛り立てて3〜5回は無失点。昨年開幕第2戦以来の実戦を良い形で投げきりました。
その間に岡田から若月が同点タイムリーを放ち、舞台が整ったところで、ついに6回から澤田が登板!菊池青木筒香の並びを三者凡退に打ち取ると7回も続投、大先輩の中田を空振り三振。続く坂本レフト前、鈴木に粘られての四球でピンチを背負ったものの、田中を三振、内川を右飛に仕留め2イニングを無失点!!奉納試合での炎上の印象を払拭し、藤浪にコントロールの大切さを見せつける見事な投球でした。
 

依然として同点のまま、8回からオリックスは新外国人のウエストが登板。8回は3人で抑えたものの、回跨ぎの9回先頭平田をセンター前で出すと、中田の右中間への大飛球はライト小田の超ファインプレーに救われたにも関わらず、坂本の打席でボーク。坂本中飛で2死まで漕ぎ着けるも、鈴木を歩かせ1・2塁となり、打席には代打秋山。ここまでずっとベンチに甘んじるも集中力を切らさず、打球はライト線際に落ちるタイムリー3ベース!2人が還り、ようやく日本代表が2点を勝ち越します。その裏は秋吉が3人で片付け試合終了、一昨日のリベンジを果たし日本代表の意地を見せました。



インタビューまで見届けて梅田に戻り、ラウンドワンで野球トナメを初プレイ。この時間でもメンツは濃く、2クレで2位→5位に終わったところで撤収、大阪駅へ。サンライズで横浜に向かい、そのまま出社しました。