プールBのチームは強化試合で一通り観たので、プールAを突破したイスラエルとオランダの試合のために今年初の東京ドームに行ってきました。ここまで負け無しの4連勝と快進撃を続けるイスラエルの先発はベーカー、初回こそプロファーを3-3-6のゲッツーに仕留めて無失点で切り抜けたものの、続く2回に四球死球で走者を溜め、デカスターのセンター前タイムリーで2点を失います。3回にも無死1・2塁とされたところで降板、ブライチの救援を仰ぎますが、プロファー送ってバレンティンのセンター前2点タイムリー、続くグレゴリアスの左中間を破る一打でバレンティンが今まで見たことのないド迫力の爆走で生還、ザラーガにもタイムリーが飛び出しこの回4点。4回にはブラワを攻め、1死1・2塁からバレンティンがライトに軽打してのタイムリー、続くグレゴリアスがライトに3ラン!前半にして10点差をつけます。
まさかの展開に5回15点差・7回10点差のコールドも危惧されましたが、イスラエルは直後にフライマンのセンターへの弾丸ソロで1点を返すと、投手陣も踏ん張り5・6・7回と無失点。7回裏にはゲイレンのタイムリーで8点差に追い上げ、8回さえ凌げればコールド回避というところまで持ち込みます。しかしオランダは8回表、1死からプロファーバレンティンの連打で1・3塁とすると、グレゴリウスがライトに打ち上げ、浅めながら返球が高く浮きプロファー生還。さらに2死2塁からザラーガのセンター前でバレンティンが生還、再び10点差に。
オランダ先発のジャージェンスはソロの1失点のみで6回を投げきるという球数制限のもとで最高の結果を残し、スルバランとプロージャーが2/3ずつ投げて8回1死からはインテマが登板。いきなりフライマンに死球を与えたものの、後続を打ち取り8回コールドで試合終了。オランダがプールAの借りを返し、決勝ラウンド進出に望みを繋ぎました。