内沢と柳澤の先発で始まった第1試合のH-Wは2回に早稲田が岸本・八木のタイムリーで3点を先制するも、直後に法政がボークと中山2ランで同点に。かと思いきや早稲田も織原の犠飛で勝ち越しと荒れた出だしになりますが、4回表途中で強くなった雨により2時間の中断を経てからは一変。裏に八木のタイムリーで2点差に広がってからは互いにゼロ行進が続きます。
リーグ戦初先発の柳澤は8回を3失点と悪天候下で上々のピッチングを見せ、9回は連投の早川。2死から相馬鎌倉に連打を許すも川口を投ゴロに仕留めて逃げ切り、早稲田が連勝で勝ち点奪取。柳澤は早稲田の右の本格派としては有原以来となる先発での勝利を挙げ、一方法政は中山が連日の奮闘も及びませんでした。


土を入れて開始は16時25分、寒さも増してまるで神宮大会第4試合のような雰囲気での第2試合の先発は小林と水野。三鍋が初のスタメンマスクを被り、西村-小林航以来の神奈川公立バッテリーで臨んだ初回は2死から悪送球と逢澤ヒットで1・2塁のピンチも、越智を三ゴロに打ち取り無失点。上々の立ち上がりかと思いきや、2回先頭の山本にレフトスタンドに運ばれ先制を許すと、2死2・3塁から暴投に四球、平塚の2点タイムリーでさらに3点を失い、回の途中でKO…。濱崎が連日の救援も、回跨ぎの3回に3連打で2点を失い、どうにか2死まで漕ぎ着けるもそこからのアウトが遠く柴田に交代。ギリギリで開幕に間に合わせた柴田でしたが、四球からの3連打と明治打線の勢いは止められず……。結果的には取れるアウトを野選で逃したのが痛く、一挙9点を失ってしまいます。
それでも柴田は4・5回と続投。楠田のファインプレーも飛び出し追加点を阻むと、6回からは川口。実に3季ぶりの復活登板、最速136km/hと故障前の球威を取り戻し、フライを上げさせ3イニング無安打無失点。9回は山下大、西野を四球で出すも竹村を4-6-3に仕留め無失点。投手を宮台含め6人しかベンチ入りさせていなかった状況で、何とか9イニングを投げきりました。
打線は2回に楠田三鍋の連打で無死1・2塁も濱崎に代打を出せず無得点。5回の2死3塁も竹中見逃し三振。9回は2死から三鍋が四球、代走浅木が盗塁を決めるも代打森田三振でゲームセット。序盤で試合を決められ、反撃も不発に終わり勝ち点を落としました。

明大 - 東大 2回戦
M 049 000 000 13
T 000 000 000 0
M ○水野-高橋-石毛-三輪-庭田
T ●小林-濱崎-柴田-川口-山下大

50安打への道

竹中(3年) 本日 2安打 → 通算 5安打
楠田(4年) 本日 1安打 → 通算 36安打
三鍋(3年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

なし