ここまでの厳しい投手事情を受け、柴田が昨春以来の先発に復帰。加藤との勝負を避けつつ3回まで無失点と上々の立ち上がりを見せますが、4回に織原・柳澤にタイムリーを許し、この回限りで降板となります。5回は小林も、塁を埋めてからの押し出しでたまらず浜田監督がベンチを飛び出し強制降板。1死満塁の状態で濱崎がリリーフも檜村にタイムリー、6回には佐藤晋にタイムリーでリードを広げられます。
5点差となり、7回からは宮台。しかしビハインドでの登板でも制球が定まらず、檜村にタイムリー、さらに2死2塁から3者連続四球で押し出しを許し、打席には加藤。塁が埋まっては勝負を避けるわけにもいかず、3-0からカウントを取りに行った球を完璧に弾き返され、左中間へのグランドスラム…。8回も続投したものの柳澤にタイムリーを浴び2イニングを7失点。楠田のレフトフェンス際の好捕もあり、どうにかイニングを終わらせました。
打線は3ボールになっても何ら動じない柳澤の前に攻略の糸口を見出だせず、12三振を奪われ2安打完封を喫しました。

東大 - 早大 2回戦
T 000 000 000 0
W 000 221 61X 12
T ●柴田-小林-濱崎-宮台
W ○柳澤

50安打への道

宇佐美舜(3年) 本日 1安打 → 通算 11安打
杉本(3年) 本日 1安打 → 通算 4安打

100奪三振への道

小林(2年) 本日 1奪三振 → 通算 13奪三振
宮台(4年) 本日 1奪三振 → 通算 89奪三振



続いて第2試合のM-H。昨日の勝利で勢いに乗る法政は3回に相馬の犠飛で先制すると、4回は大西千のタイムリー、5回は森主将が左中間にホームラン!小刻みに得点を挙げて明治先発の森下暢をKOすると、6・7回にも1点を挙げ、着実にリードを広げます。
法政先発の菅野は落ち着いた投球で明治打線を抑え、ファーストの中山も難しい送球を身体を精一杯伸ばして拾い援護。最大の山場だった7回の1死満塁も、代打河野を5-5-3に打ち取りピンチ脱出!8回からは熊谷、連投ながら球威を一段と増し、最速152km/hで2イニングをパーフェクト締め。法政が連勝で今季初勝ち点を挙げました。