今年も全国一の熱い夏がやってきました。長い開会式が終わり、試合の前に冷たいものを…の道中で目についたのがこの度新登場のベイカラ氷。唐揚げとカキ氷という組み合わせはさぞ色物と思いきや、スダチの酸味と唐揚げが程よくマッチ。居酒屋で唐揚げにレモンをかけられても怒らない人ならきっと気に入ることでしょう。
そして村上雅則氏による内角を抉る始球式の後、高浜vs南の開幕試合が開始。南の先発は小野寺、初回のアウトをすべて三振で奪う順調な立ち上がり。一方高浜の先発は1年生左腕の山崎、先頭打者をフライに打ち取る…もレフトが目測を誤って3ベースにしてしまい、1死後伊藤慎のレフト線タイムリー2ベースで南に先制を許します。それでも後続を内野ゴロに抑えて1点で切り抜けると、直後の2回表に先頭の武田がライト前、山崎が送り、2死から木村がライト前タイムリー!すかさず同点に追いつきます。
しかし南はその裏伊東タイムリーと祝のスクイズで2点を勝ち越し、3回にも小野寺のタイムリー。4回は三者凡退で無得点に終わったものの、5回には伊藤慎3ベースから山本にタイムリーが飛び出し、着々とリードを広げます。反撃したい高浜は4回星野の綺麗なセンター返しから2死満塁も鈴木一ゴロ、6回は星野武田の連打から山崎送って1死2・3塁も藤井スクイズ失敗、木村一ゴロで無得点。粘投を続ける山崎を援護することができません。
そして迎えた6回裏。代打遠藤がセンター前で出塁すると、代走太古がバントの間に好判断で3塁を陥れ、祝の二ゴロファンブルの間に生還。なおも1死1塁から伊藤慎の大飛球がライトの頭上を越え、返球がもたつく間に伊藤慎までホームイン!さらに小野寺にも今日2本目のタイムリーが飛び出し、この回4点を挙げて点差は8点に。直後の7回表を小野寺が抑え、7回コールドで南が開幕戦を制しました。

勝った南の次の相手は横浜。説明不要の強敵ですが、今日14安打を放った打線で食らいついてほしい次第です。敗れた高浜は後半ついに力尽きたものの、1年生6人を含めた9人で3年ぶりの単独出場に漕ぎ着け、見事な戦いぶりを見せてくれました。とりわけ先発の山崎は四死球わずか1、1年生とは思えぬ落ち着きぶりで完投しただけに、彼らが最上級生となる再来年が楽しみですね!