スタジアム内に入ると、立派な屋根の付いた内野に気持ちよさそうな芝生席の外野、景色も映えて開放的な雰囲気。さすが定期的にヤクルト戦など開催している球場だけあり、ひたすら写真に撮っていたのですが、残念がら高野連のページによると許可の無いアップロードは禁止とのこと。人物の特定できない遠景やスコアボードも対象なのかという疑問はあるものの、面倒事を避けるために自分だけで楽しむことにしました。
試合は準決勝第1試合の大曲工vs明桜は明桜の完封勝ちで既に終わっており、続いての第2試合は秋田vs金足農。試合が始まるや否や、先攻を取った秋田はいきなりの不死鳥!金足農先発の吉田を攻め、先頭湊のライト前と死球四球で2死満塁のチャンスを作るも、二ゴロで無得点。一方秋田の先発は下手投げの太田。最速は120キロ弱で、中川よりも三木に近いタイプのサブマリンですが、金足農打線のタイミングを上手く外してアウトを量産。2回鈴木にタイムリー、5回は菅原天にファーストの股下を抜かれる強烈なタイムリーを許したものの、5回までを2失点に抑えて前半を終えます。
5回まで無得点だった秋田打線でしたが、6回に入り、この日が誕生日の戸井田がレフトにホームラン!1点差に迫り、さらに増山日沼の連打と四球で2死満塁も、湊三振で追いつけず…。なおも力投を続ける太田でしたが、執拗にバントの構えで揺さぶるようになった金足農打線の前に、6回打川のタイムリー、7回安田のタイムリーと打川スクイズ、8回菅原天のタイムリーと徐々に突き放されてしまい、そのまま試合終了。決勝のカードは明桜vs金足農になりました。



エール交換を見届けてバス停に戻るも、特に臨時便は出ていない様子。すぐ隣を走っている貨物線が使えたらいいのにと思いながら1時間ほど待ち、満員のバスに揺られて秋田駅に帰還。代行バスの時間を確認し、特急券を確保してから東口のR-BOXで秋田行脚の足跡を残しました。
 

そして大曲行きの代行バスに乗車。秋田道から時折視界に入る雄物川の様子を見るだけでも、今回の豪雨のもの凄さが存分に伝わってきますね…。ともかく1日も早い完全復旧を願いつつ、大曲に到着。
   
空いた時間でお土産を買い、新幹線ホームに行ってみるとこまちが停まっておりほっと一安心。日付を跨いで無事帰宅、天気に振り回されまくった旅もこれでお開きとなりました。