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まずは第1試合のW-R。先々週に死球を受けた笠松と山根は無事スタメン復帰、寺山も戻ってきて立教はフルメンバーが揃いました。小島と田中誠の先発で始まった試合は初回早稲田が福岡のタイムリーで先制も、2回に立教は藤野の犠飛で同点。その後は両チームともに満塁のチャンスを活かせず、同点のまま試合は終盤に突入します。
そして7回表の早稲田の攻撃は先頭檜村がセンター前で出塁も、小島がバントを打ち上げてしまい走者釘付け。しかし直後の牽制球を大東が逸らして結局走者を進めてしまうと、長谷川の送りゴロで2死3塁となり、今度は藤野の牽制が高く浮いてレフト前に抜け、檜村ホームに生還。ミスの連鎖に付け込み早稲田が勝ち越します。
早稲田は逃げ切りを目指して小島が続投も、8回先頭峯本の遊ゴロを先ほど得点の檜村が悪送球。山根四球、笠松送って1死2・3塁となり、飯迫はどん詰まりの当たりも小島の横に落ちるタイムリー内野安打となって同点。なお1・3塁で打席には先の失点の発端となった大東、打球はセンターの頭を越える名誉挽回の勝ち越し2点タイムリー！最後は中川が無死満塁のピンチを招くも宇都口4-6-3の間の1失点に抑え逃げ切り、終盤のシーソーゲームは立教に軍配が上がりました。


続く第2試合のH-K、先発は菅野と高橋亮。初回先攻の法政は舩曳相馬が出塁すると、1死から中山がレフトに弾丸ライナーで飛び込む3ラン！一方後攻の慶應も天野瀬尾が出塁も、後続倒れ得点ならずと明暗が分かれます。慶應は4回途中で高橋亮を降ろし、5回から菊地をつぎ込むも、法政は福田・小林のタイムリーで3点を挙げ、菊地は1イニングもたず降板。
6点のリードを得た菅野でしたが、その裏2死から天野をレフト前で出すと、連続死球で満塁となり、打席には岩見。一発が出ればたちまち2点差に迫られる大事な場面でしたが、ライトフェンス際のフライに抑えてピンチ脱出！山場を乗り越えた法政は直後に向山の2点タイムリーでダメ押しし、菅野も6回以降は危なげなく投げきって7安打完封。法政が今季初勝利を挙げました。