■

そして外野に移動。ヤクルト先発の由規は初回1死1・3塁のピンチを招くも福留ロジャースを連続三振に打ち取って切り抜けると、3回に巡ってきた打席でバントを決め、1死満塁と先制のチャンス。しかし阪神先発小野の前に藤井見逃し三振、バレンティン二飛で得点ならず…。すると直後に1死満塁とされ、大和の打席で中村の股下を抜けるパスボール、さらに大和タイムリーで2点の先制を許してしまいます。5回にはロジャースに2ランを被弾し、5回4失点で代打を送られ降板。
小野の前に5回まで無得点の打線は6回もはや2アウト。しかし奥村が四球で出ると、代打リベロはポップフライも深追いしたセカンド植田に惑わされたかライト糸井が落球！いつぞやの森岡＆飯原を思い出すプレーで1点を返します。勝手に降ってきた得点とはいえこれを反撃の起点にしたいところでしたが、直後に登板した山本が連打を浴びると、鳥谷はセカンド正面のライナーも併殺を取ろうとした山田が2塁に悪送球…。満塁となり、梅野伊藤隼俊介に3者連続タイムリーを浴びて決定的な4点を失ってしまいます。
7点差がついたことで、8回途中からブルペンでは菊沢がアップを始め、9回に6番手として登板。3年ぶり に観た菊沢は当時は出ていなかったはずの145km/hを出し、大和梅野の連打にまずい守備も重なって1・3塁のピンチも、江越三ゴロ俊介右飛、そして植田を空振り三振に打ち取り無失点！ささやかな抵抗を見せたものの、その裏藤川の前に奥村リベロ山崎と三者連続三振に倒れ試合終了となりました。