今まで残していた自由席入場券を使用して外野に移動。5位と6位の対決ながら大入りの中で迎えた試合の先発はヤクルトが寺島・中日が大野で、今日神宮でプレーした6チームの先発全員が左腕という珍しい1日となりました。高卒ドラ1の初登板ということで観客の期待を背負って先発に臨んだ寺島でしたが、初回福田に特大の2ランで先制を許すと、2回には阿部・武山のヒットから京田2点タイムリー。追いついてもらった直後の4回には1・3塁から大野にセーフティスクイズを決められ、5失点で降板。随所に光る球はあったものの、プロの洗礼を受けた形になりました。
一方の大野はプロ野球の先輩としての格を示したいところでしたがピリッとしない投球。初回・2回の1・2塁は凌いだものの、3回坂口山崎山田の3連打で1点を失うと、さらにバレンティンには壁を破る32号3ランを被弾したちまち同点。勝ち越してもらった直後の4回にも坂口に犠飛を打たれ追いつかれると、7回まで投げたものの味方の追加援護が無く降板となります。
大野降板後の8回は祖父江が登板も、1死1・2塁のピンチを背負うと、代打大松には威圧感に押されたかストレートの四球を与えて満塁。そして打席には坂口、打球は三遊間を破る勝ち越しの2点タイムリー!この試合初めてヤクルトが奪ったリードを、山本→石山→近藤→秋吉→ルーキのノーヒットリレーで守って逃げ切り。ヤクルトが連敗を7で止め、負け数の球団記録更新に待ったをかけました。