先発は小林と水野。今春最終戦以来の先発となった小林は毎回走者を出すものの、粘りの投球で3回までをゴロの間の1点に抑えるまずまずの立ち上がり。しかし4回に逢澤のポテン2ベースから1死1・3塁のピンチを招くと、高瀬の一ゴロを田口がバックホームも間に合わず野選…。小林はここで降板、濱崎がリリーフも、連続四球で0/3で降板……。押し出しでなお満塁のピンチは宮本が抑えたものの、続投した5回に河野に三遊間を破られるタイムリーを許し、点差をジリジリと広げられます。
そして6回から宮台が登場。2死2・3塁から渡辺佳に右中間へのタイムリーを打たれ2点を失ったものの、7・8回のピンチは凌ぐと、9回は越智吉武を連続三振、そして中野主将との神奈川対決は投ゴロ!自ら中野にタッチし、大学最後の登板を終えました。
一方打線は毎回のように水野を攻め立てるも要所を抑えられ、7回までゴロの間の1点のみ。8回の2死2・3塁も高橋に凌がれたものの、5点差で迎えた9回、先頭の代打森田が四球を選ぶと、楠田がレフトに2ラン!有終の美を飾る一発で3点差に迫りますが、田口山田が倒れ、最後は新堀のフライがレフトの守備固めに入っていた田中のグラブに収まり試合終了。5位タイの可能性を残して秋季リーグ戦を終了しました。

明大 - 東大 2回戦
M 010 212 000 6
T 000 100 002 3
M ○水野-高橋
T ●小林-濱崎-宮本-宮台

今日も3点を挙げ、11試合で45得点。「4点打線」が完成し、22年ぶりの3割打者3人・33年ぶりの全試合得点・そして史上初の全カードホームランと、まさに歴史的なシーズンとなりました。

50安打への道

辻居(2年) 本日 1安打 → 通算 13安打
楠田(4年) 本日 2安打 (1HR) → 通算 58安打 (4HR)
田口(4年) 本日 2安打 → 通算 39安打
山田(4年) 本日 2安打 → 通算 46安打
新堀(2年) 本日 1安打 → 通算 10安打
三鍋(3年) 本日 2安打 → 通算 13安打
岡(1年) 本日 1安打 → 通算 6安打
小林(2年) 本日 1安打 → 通算 4安打

楠田田口山田の4年生クリーンアップがマルチヒットの揃い踏み。楠田は打率を.341に上げて03春杉岡以来の.333超え&浜田監督に並ぶシーズン3発、田口は杉岡以来となる2度目のシーズン3割、そして山田は飯田・山本克に続き3代連続となる通算46安打の主将となりました。

100奪三振への道

小林(2年) 本日 3奪三振 → 通算 21奪三振
宮本(2年) 本日 1奪三振 → 通算 7奪三振
宮台(4年) 本日 5奪三振 → 通算 123奪三振



3時間超の熱戦だったため辛うじてセレモニーの最後に間に合い、ただひとつを歌ってからスタンドに入ると、第2試合のH-Rは既に9回。法政3番手の河野太がそのまま打席に立つと、その裏を抑えて延長戦に突入します。河野太の熱投に報いたい法政は10回表1死1・3塁、11回表2死2・3塁と勝ち越しのチャンスも、立教2番手の中川に後続を断たれ、12回表は三者凡退で法政の勝ちは消滅。一方負けの無くなった立教は12回裏、法政4番手の高氏から松崎がレフト線にヒット…も2塁を狙い憤死。代打でリーグ戦デビューの岩崎は二ゴロ、最後は大東が遊ゴロに倒れ試合終了。こちらも3時間を超える熱戦は双方譲らず引き分けとなりました。