北陸の旅 1日目

今年ものどぐろの時期がやってまいりました。今回は11月の開催ということで、今まで行ったことの無かった立山黒部アルペンルートで乗り込むことに。南小谷行きのあずさで西に向かい、松本からは大糸線。今まではML信州で寝ているうちに通り過ぎていた区間だったので、車窓からの風景もまた新鮮なものでした。
  

アルペンルートの始点である信濃大町に到着し、まずはこれからのルートを再確認。
 

…ん?

念のため観光案内所で確認したところ、吹雪のため終日運休とのこと。いきなり旅程の見直しを強いられる事態になってしまいました…。とりあえず黒部ダムまでなら行って戻ってこれそうということで、まずは駅前の店で腹ごしらえ。選ばれし者のみ食べられるという米5合の大黒部ダムカレーを華麗にスルーし、普通サイズで2種類の味が楽しめるあいがけ黒部ダムカレーを美味しくいただきました。

そして扇沢行きのバスに乗車。信濃大町駅付近では晩秋の雰囲気だった景色も大町温泉郷を過ぎた頃には一面の雪景色となり、さらに進むと道中には稼働中の除雪車。道が狭いため脇を通るのも難しく、すれ違えるまで退行してもらったりした末に、ようやく扇沢に到着。
   

扇沢からは関電のトロリーバス黒部ダムが誇るゆるキャラくろにょんに見送ってもらい、破砕帯を越えて富山県に侵入。再来年にはトロリーバスから電気バスに変更され、それに伴い鉄道事業も廃止される予定とのことで、この区間だけでも今回来られたのは幸運でした。
 

黒部ダム駅で下車して外に出ると、黒部ダムの石碑が半分ほど埋まるほどの積雪に、ダムの反対側の視界も霞むほどの猛吹雪。これでは室堂から先に行けないのも納得ですね…。ともかく折角ここまで来たので、命の危険を感じながらダムを往復してきました。
 

扇沢に戻ってバスで長野に向かい、はくたかで新高岡へ。駅近のイオンモール内にはユーズランドがあり、音ゲーも一通り揃っていたものの、残念ながら弐寺は無く、代わりにQMAを1クレプレイ。
  

この日の目的をすべて達成したところで城端線のホームに向かい、ひみぼうずくんのラッピング列車で高岡に到着。当初の予定とは大幅に異なりながらも無事に宿に着いてほっと一安心し、凍えた身体を風呂で温めて早めに就寝しました。