今年も京王駅弁大会へ。今回の特急は新宿発のスペーシア、発車が10時31分と余裕が無いため行列に並んでいるうちに入念に計画を立て、酒乃蔵牛肉弁当・にしんおやこ弁当・高原野菜とカツの弁当とバランス良く確保。肉→魚→野菜の順番でいただくことにしましたが、にしんおやこ弁当が890円とは思えないほどのボリュームで、この時点で既に腹八分目。後に残すか迷いながら高原野菜とカツの弁当を開きましたが、高原野菜が何も付けずにいけるほどの瑞々しさで、何だかんだで完食。酒乃蔵牛肉弁当もタレがよくステーキとマッチしており、どれも満足の味でした。その間にも電車は栗橋でしれっと東武線に入っており、そのまま終点の鬼怒川温泉に到着。
   

折角「温泉」と名の付く駅に来たので、駅近のホテルでひとっ風呂浴びることに。露天風呂から定員1名の銀風呂までバリエーション豊かな温泉ですっかり温まったところで駅に戻ると、SL大樹がその姿を現していました。そのヘッドマークはこの度栃木県が50年連続でいちごの生産量日本一に輝いたことを記念していちご王国仕様になっており、乗車中にもとちおとめのプレゼント。さらに乗車証明書やヘッドマークを持っての写真撮影、車外からも地元の方が絶え間なく手を振り続けてくれるなど、休む暇もなく濃厚なサービスを受けている間に終点の下今市に到着。
  

私はあとは帰るだけですが、大樹の車両はまだ1往復する大切な仕事が残っているため、その様子を見ていくことに。客車と切り離されたSLが転車台に載せられ、1回転した後に一際大きな汽笛と黒煙!そのまま後方の車庫に戻っていきました。