宮台の記念すべきプロ初先発ということで平塚へ。球場に着いてみるとBMWスタジアムの方まで延々と続く行列に圧倒されましたが、ファンクラブ招待券のお蔭でスムーズに入場。最終的に内野の緑色の席までビッシリ埋まり、昨日記録した3,842人という最多記録を1日で更新する3,994人の大入りでした。
  

追浜の先発は櫻井。横尾との三高対決、清宮との因縁の対決など相手にとって不足無しでしたが、開始直後の初球を岡が右中間に先制ホームラン!2回には郡姫野渡邉岡大累と怒濤の5連打に清宮の犠飛と畳み掛け、一気に4点を追加。櫻井も147km/hを計測するなど調子が悪いわけでは無さそうでしたが、プロの洗礼を浴びた形になりました。
大学代表選考合宿 以来の平塚のマウンドに立った宮台の立ち上がりは先頭の大河を歩かせ、田中浩ライト前で1死1・3塁のピンチも、細川を146km/hで空振り三振→盗塁を企てた田中浩を挟殺して切り抜けると、2回は白根を投ゴロ併殺、3回は147km/hを計測して三者凡退。4回には田中浩細川の連打で1死2・3塁のピンチも西森遊ゴロの間の1点に留め、5回は三者凡退に抑えて勝ち投手の権利を得たところで御役御免。3安打1四球で1失点、実力を大いにアピールする内容でした。
あとは中継ぎ陣にこのリードを守ってもらうだけでしたが、そう易々といかないのがプロの世界。まず2番手の高良が7回、四球ヒット四球で無死満塁のピンチを招き降板。急遽立田がリリーフして武白志の犠飛による1点で切り抜けたものの、8回には4番手の高山が8球連続ボールを続ける荒れっぷりで1死1・3塁。一発喰らえば同点という場面で田中豊に交代し、細川を三振に打ち取って2死まで漕ぎ着け、続く亀井はレフトに高々と大飛球…も風がボールを戻し、フェンスギリギリで森山がキャッチ。ここまで綱渡りの連続でしたが、9回も続投した田中豊は何か吹っ切れたか150キロ台を連発し、最後は百瀬を157km/hで空振り三振に仕留めて試合終了!奇しくも背番号と同じ、大学初勝利 の試合のスコアとも同じ5-2で2軍初勝利を挙げ、1軍デビューにまた一歩近づきました。