銀座線が区間運休のため信濃町経由で神宮へ。第1試合のK-Rは初回立教が落球で先制すると、2回には江藤にリーグ戦初となるポール直撃弾が飛び出し、慶應先発の関根を2回でKO。3回にも2番手木澤からまたも江藤がタイムリーを放ち、試合を優位に進めます。
慶應も3番手田中裕が147km/hを計測する好投で立教打線の勢いを止めたものの、立教先発の田中誠は快調なピッチングで8回無失点。9回も2番手川端健が2アウトまで取ったものの、ここから慶應の反撃が始まります。嶋田のヒットで1・3塁とすると、代打正木がセンター前タイムリー、さらに中村もセンター前タイムリー。1点差に詰め寄りなおも2・3塁となり、立教は急遽中川が登板。一打逆転の場面でしたが植田清は二ゴロ、立教が辛くも逃げ切りました。
続く第2試合。空き週を挟んだ3カード目は岩田をファーストに回し、堤がセカンド、土井がライトでそれぞれ初スタメン、そして先発は小林。1年秋以来の第1戦先発を任された小林は4回まで毎回得点圏に走者を背負うも、粘りの投球で無失点。緩いボールもよく決まり、過去2カードの先発に続く好投を見せます。7回には小島のバントに山下朋が猛チャージをかけてゲッツー！その後満塁のピンチも加藤中飛で凌ぎ、デビュー戦 以来となる8回は2死2・3塁も代打岩本を遊ゴロ！一世一代の快投を魅せて早稲田打線を封じ込めます。
打線は3回に堤・4回に山下朋が四球で出塁も小島の牽制に誘い出され3人で終わる攻撃が続きましたが、5回先頭の岡がチーム初ヒットとなるセンター前で出塁すると、土井のリーグ戦初ヒットとなる内野安打、堤四球で2死満塁。打席には小林、自援護の絶好のチャンスでしたが遊ゴロに倒れ先制ならず…。6回には三鍋フェンス直撃2ベースも岡二ゴロ、7回には堤のリーグ戦初ヒットとなるライト前で1・3塁も小林三飛、8回には三鍋センターオーバー3ベースも岡捕邪飛。小島を捕らえきれず、9回には2番手今西の前に青山平田新堀と三者連続三振。プロ併用日のためこの日の勝ちは無くなります。
それでも引き分けに持ち込むべく9回裏のマウンドに上った小林でしたが、疲れの色は隠せず、先頭池田を歩かせると、西岡に送られ、福岡レフト前・加藤四球で1死満塁。ここで早稲田は無安打の吉澤に代えて代打田口を起用します。四死球も許されない状況でファールを打たせて追い込んだものの、138球目を弾き返されると、打球は堤の飛びついたほんの先を抜けてセンター前へ…。8安打9四死球を許しながらも鬼気迫る奮投を続けていましたが、遂に力尽きました。
東大 - 早大 1回戦 T 000 000 000 0 W 000 000 001X 1 T ●小林 W 小島-○今西
50安打への道
三鍋（4年） 本日 2安打 → 通算 17安打
岡（2年） 本日 1安打 → 通算 10安打
土井（2年） 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)
新堀（3年） 本日 1安打 → 通算 12安打
堤（3年） 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)
