昨日の継投から予想したとおり今日も先発は小林。実に4試合連続の先発となりましたが、この日はコントロールも安定して立教打線を寄せ付けず、2回で15分、3回で25分という超ハイペースで試合が進みます。4回松崎に初ヒットを許すも後続を断ち、無失点のまま5回を迎えますが、先頭江藤をセンター前で出し、盗塁を決められると、宮にレフトフェンス直撃のタイムリー、続く川端健にもレフト前タイムリー…。なお2死1・3塁のピンチも飯迫を中飛に打ち取り、5回を投げきって降板します。
一方打線は立教先発川端健の前に凡打を量産し、3回・5回に四球で出た走者もともに6-4-3で潰して5回までノーヒット。6回1死から山下朋が三遊間へ鋭い当たりも江藤の好捕に阻まれ重苦しい雰囲気が漂いますが、代打井上が三遊間に痛烈な打球を放ち、宮が横っ飛びで止めて送球も井上懸命に走りセーフ!自身の神宮初ヒットがチーム初ヒットとなり、不名誉な記録を阻止します。
小林降板後は有坂が6・7回と無失点に抑えるも、3イニング目に入った8回に1死1・2塁のピンチを招き降板。宮本がリリーフも、藤野にレフト頭上を破られる2点タイムリー…。それでも後続を断つと、9回そのまま打席に立ち右中間を破る2ベース。辻居の二ゴロで進塁し、代打平田がしぶとくセンター前に抜けるタイムリー!リーグ戦初ヒットで川端健の完封を阻止して降板に追い込み、代わった手塚からも岡が死球で1・2塁。一発が出れば同点というところまで盛り返しますが、最後は新堀が三振に倒れて試合終了……。今季のリーグ戦が終わりました。

東大 - 立大 2回戦
T 000 000 001 1
R 000 020 02X 4
T ●小林-有坂-宮本
R ○川端健-手塚

50安打への道

平田(4年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)
井上(1年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)
宮本(3年) 本日 1安打 → 通算 4安打

100奪三振への道

小林(3年) 本日 2奪三振 → 通算 34奪三振
有坂(4年) 本日 2奪三振 → 通算 32奪三振



続く第2試合のH-M、優勝の無くなった明治の先発は背番号が1から41へと変わった石毛に対し、法政はなんと森田!あの 連敗ストップ の試合以来、実に3年ぶりに先発のマウンドに帰ってきました。森田を援護したい打線は初回向山中山の連打で先制も、その裏ストレートを的確に弾き返され、越智のタイムリーと森下智のゴロの間に2点を失い逆転。球速こそ出ていたものの、完全復活は秋への持ち越しという内容でした。
初回が終わったところでハマスタに向かうため神宮から退出。その後は両先発が早々に降板も、明治2番手の入江から毛利相馬の連続タイムリーで得た1点のリードを法政2番手三浦が6イニング無失点の好リリーフで守りきり、法政が連勝で勝ち点を挙げたようでした。