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早慶戦の前にまずはフレッシュリーグ。リーグ戦メンバーも使えるようになりましたが、先発に濱崎を起用する一方、野手陣は岡と土井が免除。リーグ戦でのヒットは先日の井上の1本のみというフレッシュなラインナップで挑んだ戦いでしたが、慶應先発の杉原に対し初回四球と笠原ライト前、さらに笠原が悠々と盗塁を決めてチャンスを広げると、2死から石元が三遊間を破る2点タイムリー、さらに川出もセンター前に落ちるタイムリー！3点を先制し、2回にも走者を溜めて杉原を降板に追い込むと、代わった井上怜から2死満塁としてまたも石元がセンター前に2点タイムリー！！3回にも伊津野技ありのライト前タイムリーと打撃妨害で、序盤で7点ものリードを奪います。
濱崎は初回サクサクと三凡も、2回1死から角谷を追い込んだ途端に制球を乱し、四球ヒット四球で満塁。ここは後続を連続三振に打ち取って凌いだものの、3回は四球ヒット四球でまたも1死満塁となり、角谷の犠飛で失点。なお2死2・3塁も、長門のブルペン付近へのファールをレフト武隈がよく走りキャッチ！4回は1四球だけで済み、5回も続投しますが、死球四球ヒットで無死満塁から角谷に押し出し、長門犠飛で2失点。なお2死2・3塁も茨を三振に仕留めて乗り切り、5回を3安打8四死球ながら3失点という怪投を見せてマウンドを降ります。
この濱崎の投球がじわじわと時間を消費しており、6回表を終わった時点で1時間48分が経過。裏のマウンドには1年生の奥野が登板、133km/hをマークするも先頭を死球で出し、1死から谷口若林の連続タイムリー2ベースで2点差に迫られるも、植田響を三振に打ち取り2死となった時点で1時間56分が経過。続く角谷に打たれると点差は縮まり、かと言って抑えると7回に入ってしまうという状況で、結果は死球…。同点の走者を出すも、続く長門の打席中に2時間が経過し、直後に空振り三振に打ち取って試合終了！昨年 に続き、早慶戦の日にフレッシュリーグで勝利を挙げました。



そして観客も増え、早慶戦の開始。小島と高橋亮の先発で始まった試合は3回に先頭の小島がセンター前で出塁。池田送って檜村は三ゴロ、捕った内田は小島の動きを確認してから1塁に送球も、直後に小島走り出し3塁セーフ！続く福岡の打席中に暴投で生還して早稲田が先制点を挙げます。
しかし慶應は4回、柳町郡司の連打で無死1・3塁。ピンチを背負った小島は2死まで漕ぎ着けるも、中村四球で満塁となり、瀬戸西の打席で岸本が後逸。ボールは土のほんの外に止まるも見失っているうちに柳町がホームを突き同点になると、瀬戸西のセカンドへの高く弾むゴロに丸山中途半端に突っ込むも触れず、センター前に抜ける2点タイムリー。慶應が3点を挙げて逆転に成功します。
追う立場となった早稲田は6回、岸本がセンター前で出塁し重田田口と代打攻勢をかけるも無得点に終わると、7回から登板の高橋佑からも点が奪えずそのまま試合終了。小島は投打に奮闘も報われず、4安打中3安打を4回に集中させて全得点を奪った慶應が完全優勝に王手をかけました。