慶大が早大に連敗「悔しさを大学日本一の糧に」

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201806040000611.html
前日に小島の連投で1勝をもぎ取った早稲田でしたが、この日の先発は徳山。1年春にして大舞台を任されると、慶應の強力打線に臆すること無く立ち向かいゼロを量産。6回の無死1・3塁も郡司柳町嶋田を打ち取って凌ぐと、8回まで投げて無失点。慶應先発の高橋亮が先にマウンドを降りる中、実力を大いに見せつけます。徳山の後を受けたのは同じく1年生の西垣。石井との投げ合いとなって延長に入り、均衡が破れたのは11回1死、小太刀のソロホームランでした。その裏も西垣が続投し、2死満塁のピンチも小原を三振に仕留めて逃げ切り。慶應完全優勝を阻止し、明治と同率の3位に滑り込みました。
首位打者は.450(=18/40)で中村浩。4年春にして初の規定打席到達での栄冠で、捕手の首位打者は阿加多兄以来6年ぶり。最優秀防御率は1.16(54.1回7自責点)で田中誠。6勝のうち5勝を全カードの1回戦で挙げる働きはまさにエースと呼ぶに相応しいものでした。ベストナイン慶應2立教1明治4法政2、中山はシーズン後半の一塁コンバートが功を奏して嬉しい初受賞となりました。
さて優勝した慶應は続いて選手権の舞台へ。全国では4年前の選手権・昨秋の神宮大会と初戦敗退が続いており、21世紀に入ってから一度も日本一になれていないだけに、有言実行で頑張ってほしいですね!