神奈川対決となったルヴァンカップを観に、遥々浦和まで出掛けてきました。まずは埼スタ線で浦和美園に到着、埼玉県の鉄道完乗を果たしてから徒歩で埼玉スタジアムへ。テレビでなら代表戦で何度か見たことはあるものの、実際に入ってみるとそのスケールに圧倒されます。
  

そして試合開始。最初から積極的に動いたのは湘南、ボール支配率は少ないながらも限られた機会で効果的に攻め込み、試合の主導権を握ります。それでもゴールに届かない展開がしばらく続いていたものの、ようやく前半36分に杉岡のミドルが飯倉の手を掠めてネットに突き刺さる先制ゴール!湘南が良い形で前半を終えます。
しかし後半に入り、横浜も立て直して攻め合いの展開に。最大のピンチは後半79分、湘南側のペナルティエリア内でシノヅカが倒され場内は騒然となるも、主審の笛は鳴らずノーファウル。たまらず横浜の選手が抗議も判定は覆らず、命拾いした湘南はその後の攻撃にも耐え続け、そしてついにタイムアップ!湘南が大会初優勝、ベルマーレ平塚時代の天皇杯以来2冠目のタイトルに輝きました。

試合終了後は表彰式。カップと賞金1億5000万を受け取り、続いてはMVPに輝いた杉岡のインタビュー。「最高です!」と喜びを爆発させてサポーターに感謝の言葉を述べるも、話がリーグ戦に及ぶと一転真顔に。10位〜17位までが勝ち点6の中に犇めき合う大混戦の状況で、一寸たりとも気の抜けない戦いが続きますが、しっかり残留を果たして来年の飛躍に繋げていってほしいですね!