西日本の旅 1日目

今年は春分の日が木曜日ということで、土日とくっつけ4連休にして旅に出ることにしました。まずは6時発のひかりに乗って広島へ。芸備線で訪れて以来 4年ぶり となる広島駅でしたが、昨年の豪雨の影響で芸備線は未だ狩留家止まり…。一刻も早い全線再開を願うばかりです。
 

駅前にギガゾーンがあるという好立地なものの、今回乗り換えに残された時間はわずか20分。流石にリスクは犯せず、今回は行脚は見送ることにして高速バス乗り場へ。2時間半弱で浜田に着くといういさりび号に乗ったものの、広島バスセンターまでの道が大渋滞…。高速道路に入ってからはスムーズになったものの、遅れを取り戻すまでには至らず、浜田駅に着いたときには既に特急は出発した後でした。
  

のっけから計画の変更を迫られることになったものの、ともかく次のアクアライナーに乗車。江津から下が紙で覆われた路線図や、役目を終えた江津駅の3番ホームを目の当たりにして三江線廃線になった現実を突きつけられつつ、大田市に到着。
   

大田市といえばやはり石見銀山佐渡金山 に遅れること7年、ようやく訪問の運びとなりました。バスで大森代官所跡まで行き、すぐそばの資料館へ。生憎撮影は不可でしたが、鉱物や資料の展示をしかと目に焼き付けた後、銀山公園までの町並み地区を散策。道中高台には代官所祈願寺であった観世音寺が鎮座しており、せっかくの石見銀山ということで「岩見が2年目頑張りますように」「開幕戦で三浦二を打ち崩せますように」と祈願してきました。
   

お次は銀山地区。歩きで回るには時間が足りないということで自転車を借りることにしましたが、選択肢は500円の普通自転車と700円の電動自転車。迷いつつも電動自転車をオススメされたので従ったところ、龍源寺間歩までの上り坂が想像以上にきつく、この選択が大正解。ひんやりとした坑道は時折水滴が頭にしたたり落ち、天井も低く当時の採掘の過酷さが偲ばれました。
   

無事時間内に一通り見終わったところで、駅に戻って再び列車旅。出雲市駅では上りサンライズの誘惑を受けるも華麗にスルーし、この日の宿泊地の米子に到着。 改札が自動に変わっていたものの、今回のきっぷは補充券のため使えず、4年前 と同じく有人改札で下車。久しぶりの甲子園出場を果たした米子東への応援メッセージを見届け宿に到着、イチローの引退会見を見ながら寝床に就きました。