無事起床に成功してフレッシュリーグからの観戦。佐藤松岡と1年生が早速スタメンに名を連ねる一方、先発は4年生の小林瑶。リーグ戦デビュー後にフレッシュリーグデビューという珍しい起用でしたが、初回守備の乱れもあり1点を失うと、3回には立て続けに痛打を浴び、回の途中で降板。投手登録が2人という状況で早々と横山を出さざるを得ない厳しい展開となりますが、134km/hを計測して綱渡りながらも抑え、ダブルヘッダーの試合では初めて7回に突入します。
反撃に転じたい打線でしたが辻村の2ベース1本に抑えられ、四球で得た走者も還すことができず7回まで無得点。その裏は外野手登録の古川が登板も、押し出しで1点を失い、なお無死満塁というきつい展開。どうにか外野フライを3つ打たせてチェンジも、この最中に2時間が経過し打ち切りとなりました。


続いてのリーグ戦は先週打ち込まれた宮本がベンチを外れ、代わりに大久保小宗田中啓を入れて投手8人体制。第1戦の先発に復帰した小林大は初回すんなり2アウトを取るも、そこから福岡加藤を出し、檜村に先制タイムリー。2回には小藤山田の連打から早川に送られ1死2・3塁のピンチを招き、内野は通常シフトも瀧澤に右中間を破られるタイムリー3ベース、今度は前進守備も金子の打球は左中間スタンドに消える2ラン…。早大打線の勢いの前に守備位置は意味を成さず、小林大は回の途中でKOとなります。
この厳しい状況に、今まではワンポイント起用だった2番手坂口も長い回を投げざるを得ない状況に。それでも上手くフライを打たせ、追加点を許しながらも6回まで投げて自らの役目を果たし、7回からは奥野。法政戦では140km/hを計測した球速もこの日は今ひとつ伸びず、左右に2ベースを打ち分けられ3点を失う厳しいピッチング。8回にもピンチを背負うも、どうにか蛭間を三振に打ち取って上級生の意地を見せました。
早稲田先発早川の前に6回まで無得点の打線は7回先頭の岡がヒットで出ると、2死から山下朋がレフト線にタイムリー2ベース!今季チーム初長打で1点を返し、8回には田中星から森末笠原の連打で無死1・3塁も、笠原の盗塁が刺され無得点…。9回は柴田から梅山石元が連打も、最後は青山が空振り三振に倒れ試合終了。小宮山監督の初陣を飾らせてしまいました。

東大 - 早大 1回戦
T 000 000 100 1
W 151 012 30X 13
T ●小林大-坂口-奥野
W ○早川-田中星-柴田

50安打への道

笠原(3年) 本日 1安打 → 通算 12安打
岡(3年) 本日 1安打 → 通算 20安打
土井(3年) 本日 1安打 → 通算 6安打
梅山(3年) 本日 1安打 → 通算 9安打
山下朋(4年) 本日 2安打 → 通算 11安打
石元(3年) 本日 1安打 → 通算 2安打
森末(2年) 本日 1安打 → 通算 1安打 (NEW!)

100奪三振への道

坂口(4年) 本日 1奪三振 → 通算 2奪三振
奥野(2年) 本日 1奪三振 → 通算 5奪三振



続く第2試合のM-R、森下と田中誠の先発で始まった試合は0-0で迎えた4回に立教が江藤のタイムリーで先制すると、5回には田中誠のヒットから満塁と攻め立て暴投で追加点、6回には小野大のタイムリーから田中誠もヒットで続き、佐藤聡のリーグ戦初ヒットとなるタイムリーを呼び込んで着実にリードを広げます。
自らのヒットが援護に繋がった田中誠は7回森下に意地のヒットを許すも、後続を1-6-3に打ち取って乗り切ると、9回も続投して無死1・2塁のピンチを凌ぎ8安打完封勝利。立教が今季初勝利を挙げました。