フレッシュリーグの先発は早稲田戦に引き続き小林瑶でしたが、またしても3回に走者を溜めると、連打に落球・後逸・悪送球などのミスも絡み大量失点。終いには上田に3ランを浴び、9点ものビッグイニングを作られてしまいます。その後は松田→横山のリレーで追加点を阻止しダブルヘッダーでは初めて9回突入するも、打線は四球などで得たチャンスを活かすことができず、早稲田戦に続き完封負けを喫しました。


続いてリーグ戦の先発は小林大。1週空いて出直しの登板でしたがこの日も初回から苦しみ、郡司のタイムリーで先制を許すと、嶋田にはカウントを悪くした末に3ランを被弾。2回には中村タイムリー、3回には正木に右中間へ軽々と運ばれる2ランで、3回持たずKO…。代わって大久保がリーグ戦初登板、大音との湘南バッテリーで小原を三振に打ち取り、さらに田中啓が後続を断つも、4回から登板の坂口が4・5回に2点ずつ失う厳しい展開となります。
6・7回は無失点に抑えたものの、8回に登板した柳川が福井にタイムリーを許し、この処理で辻居が負傷。復帰したものの、瀬戸西のライナーを追い切れず頭上を越され、さらには3塁進塁を刺そうとした松岡の送球が逸れて無人のレフトへ…。瀬戸西まで還られてしまい、さらに4点を追加されます。
打線は荒れ模様の慶應先発木澤に対し初回無死1・2塁、2回1死満塁のチャンスも後続倒れ無得点。木澤に4回で降りられて以降は慶應リリーフ陣のそれぞれテーマを持った投球の前に手が出ず、開幕戦以来の完封負けを喫しました。

東大 - 慶大 2回戦
T 000 000 000 0
K 412 220 04X 15
T ●小林大-大久保-田中啓-坂口-平山-柳川
K 木澤-佐藤-○津留崎-森田晃-増居

50安打への道

山下朋(4年) 本日 1安打 → 通算 13安打
辻居(4年) 本日 1安打 → 通算 38安打
大音(2年) 本日 1安打 → 通算 4安打

100奪三振への道

小林大(4年) 本日 1奪三振 → 通算 59奪三振
大久保(2年) 本日 1奪三振 → 通算 1奪三振 (NEW!)
坂口(4年) 本日 2奪三振 → 通算 5奪三振
平山(3年) 本日 1奪三振 → 通算 2奪三振

続く第2試合のR-H、江口と三浦の先発で始まった試合は初回立教が山田の2ランで先制も、法政は3回執拗なバント攻勢で江口を揺さぶり、宇草・安本のタイムリーで逆転し江口をKO。代わった手塚に対しても1死満塁と押せ押せの展開も、福田が痛恨のゲッツー…。絶好のチャンスを逃すと、直後に三浦が押し出しと鷲津2点タイムリーで再逆転を許し、この回で降板。両先発が早い回でマウンドを降ります。
立教の3番手はリーグ戦初登板の栗尾。躍動感溢れるフォームで4回は三者凡退に抑えるも、5回安本が左中間最深部に2ラン!岩見に並ぶ5試合連続の連盟タイ記録で同点に追いつきます。
ここまではシーソーゲームの展開も、内沢と中川の投げ合いとなった6回以降は一転ゼロ行進に。同点のまま9回に入り、法政は4番手朝山が登板も、立教は1死1・3塁のチャンス。ここで本日大当たりの山田は叩きつけたゴロ、ホームで刺すべく福田猛ダッシュも捕れず、センター前に抜ける勝ち越しタイムリー!さらに三井・中嶋にもタイムリーが飛び出しこの回4点、朝山を完膚無きまでに叩きのめすと、その裏を中崎が抑えて逃げ切り。立教が今季初の勝ち点を挙げました。